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amicaの色いろ che colore...?  

芦屋のフラワーアトリエamica flowersの日々。

Category: 思うこと

ガンジーのことば 

2014/06/13 Fri.


5月が例年以上に忙しく、
気づけば6月も半ばになろうとしています。

仕事として花に携わり20年以上が過ぎ、
関わるひとたちも増えていきました。
そのご縁の中で大好きな仕事をさせていただいています。

最近、とても大切な言葉を知りました。

様々なところでシェアされた動画で、小出裕章氏が原発に関わるさまざまなことを訴える発言の最後に、ガンジーの「七つの社会的大罪」が引用されました。
(以下引用)

 「『道徳なき商業』。これは多分、東京電力始めとする電力会社に私は当てはまると思います。そして『人間性なき科学』と。これは私も含めたアカデミズムの世界がこれまで原子力に丸ごと加担してきたと、いうことを私はこれで問いたいと思います」
 
原発についての話はここでは掘り下げることはしませんが、
どんな職種であれ、商売に携わるひとは心に留めるべき言葉だと思います。

「道徳なき商売」

これは携わるひとたちを、
お金を払ってるひとたちをも、
すべてを裏切る行為、
とても大きな罪だと思います。

ここ二年ほどで関わるひとたちが変わりました。
「良心に従い、安心安全で生命力溢れる素材を厳選し、
活力を呼び、やすらぎを与えるお菓子を創る」
という思いでお菓子づくりをしている餅匠しづくの石田さんを始め、
積み重ねた技術と誠実さでお仕事をしている方々。
真摯に仕事に向かわれる姿勢に、その作品に、
私も学ばせていただく日々。

骨董でもなんでも、
本物だけを見ていると、
まがい物はすぐに分かるのだそうです。

これからも見る目を磨いて、
私も良心に従い、
渾身の仕事を重ねていこうと思います。


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ひびき合う 

2013/12/14 Sat.

 
いろいろな人とお話していると、
共通してお名前が出てくる方がいます。

その人達の尊敬を集めていたり、
みんなから大事にされていたり、
話題に出るひとは、やはり魅力的。

銀閣寺の珠寶さんもそのおひとり。
私自身が、その活動も人柄も素晴らしいと思うひとたちから、
何度もお名前を聞いていて、
9月には本も取り寄せていました。

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先日、その珠寶さんが神戸で献花をされるというので、
急ぎ仕事を終え、ギャラリー島田へ。

静かに、一礼をされたあとに、
素材をひとつひとつ丁寧に見て、
息を飲むような美しい所作で
水に生けていきました。

IMG_6255.jpg

そばには花宇の清順さん、
あうんの呼吸で素材や道具の手助けを、
彼もまた無駄のない所作で。


なかなか携帯画像では伝わりませんが、
左右、前後、どこからも、
素材のもっとも凛とした姿が見られ、
全体として清々しく、このうえなく洗練され、
何よりも自然な様子で生けられていました。

禅の思想が反映された珠寶さんの立花は、
個人の世界観を表現するものではなく、
100年、300年、500年の中の、1つという、
もっと壮大で、純粋で、無欲な、命の生かし方。

IMG_6260.jpg

珠寶さんのことばに、
花に触れているときは、
ただただ、この枝と、この素材が響き合っているか、
よい姿をしているか、それだけに集中している、と。


ひびき合う・・・

一般的に花の作品で素材同士のことを、
バランスを取り合ってるというふうに言い換えがち、
でも、確かに、この、ひびき合うというのが的確だと思う。


ふと、最近、色々な方にお会いして、
それぞれに様々なお話もさせていただいて、
全くの異業種の方の中にも、
想像しなかったような共感があったり、
そんなよろこびを見つけておりますが、
これはまさに、人同士の響き合い、
花の素材もそうですが、スッと光が差すような共鳴。。。

一本の違う素材が入ったことで、
それまでの調和が変わってしまうことも多々あります。
それほどに、ひびき合うことは、繊細で稀有なもの、
ご縁というのは、だから不思議で、おもしろいと思います。

会いたいと思っていたひとに出会える幸せ、
そして、あの人に会うといいよ、と紹介してもらえるよろこび、

どちらも、とてもありがたいことです。


珠寶さんの本「造化自然」、
原研哉さんデザインの美しい一冊。
ぜひご覧になってみてください。






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違和感 

2013/01/29 Tue.

ここ最近、ふつふつと思う、
今までの何十年かのような、
経済成長が、これからの幸せを作るのかということ、


「花」は消費されていくものだし、
景気がよくなれば消費量も増えるし、
利益が上がって業界も潤っていく

今の仕事を今のまましていくには、
経済成長がいいのだろうけど、
何かしら、そこには違和感を感じる。

もう、どう改革したところで、
かつてのような右肩上がりの成長はないと思うし、
成長すること=豊かさの実現、という考え自体が
今からの価値観に合わないような気がする。


そんな風に思っていると、
色々なひとが、同じように語るのが耳に入ってくる、
漠然と、何か大きな山を越えて別の景色を探す時期かとも思う。

答えはどこにあるんだろう、

そう思ってるときに目にした一冊、
聴きに行きたいと思っていた対談が本になっていました。




ビデオはこちら
経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?


(あれ?!なんだか知り合いの方が出演されてて驚きましたが・・!)

お二人のお話はそれぞれに面白い、
どんな風にテーマが語られていくのか、
どんなヒントがあるのか、
これは見てみなければ。


色々な矛盾を感じつつも、
今までとは別の豊かさを探しながら、
これからも自分の出来ることをしっかりと、
続けていきたいと思います。


(豊かさについて一年前にはこんなこと書いてました。)



amica flowers 2月の講座。

 18日(月) 靭公園サロン 18:00~
 12日(火) 芦屋アトリエ  14:00~
 16日(土) 芦屋アトリエ  10:00~、14:00~



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すべてのものは、自分の表現 

2013/01/15 Tue.

 
先日は京都へ。

毎年恒例の京都恵美須神社に、
パワーの詰まった笹をいただきに。


夕方のそのお参りの前に、
ひさしぶりに河井寛次郎記念館へ。

もしかしたら十年以上前だったか定かではないけれど、
その作品や建物の印象は鮮やかに焼き付いている。

民藝の器は、雑器だというひともいる、
でもそこに、心血を注いだ芸術家がいて、
河井寛次郎さんもそのひとり。

器とともに、ことばも数多く残されている。

今回のタイトル、
 
  すべてのものは 自分の表現

というのもそのひとつ。


最近考えていたことにピッタリと重なり、
こころにズシリと響きました。

自分が作る作品はもちろんのこと、
暮らしの道具を選ぶことも、
話すことばのひとつひとつも、
仕事や、友を選ぶことも。

すべてを自分の表現として、
意識を持って暮らそうと。


京都へ行ったらかならず寄るのが麸嘉さん。
御所から西へ、ひっそりとした小道を入ったところにあるお店。
ここの麩まんじゅう、好き過ぎなのです。。。

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そこから南へ、
昨年から色々なところで耳にする、カフェへ。

いわゆる、いまどきのカフェ。

家具には古道具を使っていて、
一部ギャラリーにして作家作品を展示したり、
興味をそそる古書を並べてていたり、
メニューは全国世界のブランド茶を揃えていたり、

全体として抜かりなくカフェとしての表現はされていましたが、

残念ながら「表現優先」(あるいはそれのみ)の空間、
多少のリラックスを求めて来た者にとって、
ひとときを過ごす場としては、正直、しんどい。


カフェは、もちろんオーナーさんの個人的な表現の場であるし、
それが濃ければ濃いほどいいなと思う。
すべてのものは、そのひとの表現、
すみずみまで感じられるほどに楽しい。

とはいえ、
それが押し付けがましいものになると、居心地が悪い。
あくまでも、来たひとがお金を払って飲み物をたのみ、過ごす場所、
オーナーの表現の場でもある反面、
お客であるひとたちのための空間でもある、と
私は思う。

そのバランスが「いい感じ」でないと、
この居心地になるんだなと、
改めて感じた次第。

居心地の感じ方もひとそれぞれなので、
色んなお店があっていいとは思う。

今まで行った、いいカフェを思い返してみる。
芦屋の「麓」、苦楽園の「bin」、
東京や京都にも何ヶ所もあった、
古いところでは、中津の初代の「カンテ・グランテ」がそうだった。

表現という刺激と、居心地のよさと。

そこにはオーナーさんのバランス感覚、ホスピタリティ、
それによって醸し出される空気感がある。
面白いな、カフェも深い。



そのカフェをあとにして、いよいよ恵美須神社へ。

この笹のおかげで、
ここ数年のご縁には目を見張るものがある。

人気大よせ(にんきおおよせ)

2013:01:11 IMG_3425

例年よりもたくさんのひとで賑わっていました。

これで今年もまた、
素晴らしいご縁が広がっていくことを願い、
そのご縁を大切にしたいと思います。



さて、レッスンの始まりは、白い花。
素晴らしい香りの水仙を使った講座。

2013年はあの有名な花器のような花器を作ります(!)
お楽しみに。

2012:01:23 1201 002

日程と場所は以下の通り。
お申込みはHPのメールボタンから。


 21日 本町教室 18時〜
 22日 芦屋教室 10時30分〜、14時〜
 26日 芦屋教室 10時〜、14時〜


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2012年の最後に 

2012/12/31 Mon.

 
いよいよ、2012年が暮れていきます。

一年を締めくくる夕暮れ、

初日の出は見たことがあっても、

なかなか、大晦日の夕陽を見る機会は今までなかったなと。

大阪での最後の用事を済ませ、
神戸へ、西へ向かって走る。

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こうして、見届けられたのは、

もしかしたら、今年をしっかりと振り返り、噛みしめ、

新しい年への糧にしていきなさいと、

そういう意味があるのかもしれません。


花の仕事の20年、

amica を初めて10年、

節目の年になろうとしています。


2012年、確かに新しい次への一歩には、

とてもパワーも時間も要りました。

結果、よい形に落ち着きました。

あとは、いかに磨きをかけて、世に表していくか、


来年は結実する年かもしれません。



しずかに、この一年を振り返り、

まっさらとはいかないまでも、

生まれ変わったような気持ちで、

2013年を、力強く、歩んでいこうと思います。



みなさん、一年間本当にありがとうございました。

どうぞ、良いお年をお迎えください。



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2020-02