amicaの色いろ che colore...?  

芦屋のフラワーアトリエamica flowersの日々。

Category: 私のこと

スタイル 

2011/01/25 Tue.

 
前回から更新が滞ったからか、
その、やまとなでしこというタイトルのインパクト?のせいか、

久しぶりにお会いした方から、
「フレンチスタイルじゃなかったの?」と。

普段お会いしている生徒さんや、
熱心にブログを読んで下さってる方にはご理解いただいていると思いつつも、
そういったお声もある意味あって当然かと思いまして。


ここで改めて、の話。

私の、自分にとっての花のスタイルについて。


(長文です、笑)


スタートは、紛れもなくフレンチスタイルでした。
その色合いや花合わせ、洗練された、そして、何より素材を贅沢に味わうこと、

それまでの「単なる植物好き」な自分が見てきた花たちが、
全く違った表情を見せて輝く、その新しさを感じたのです。
それが、1994年。

パリへは2度、また、パリからのフローリストのデモンストレーションを見たり、手伝ったり。
とにかく、それまでの花好きのうえに、新しい美しさに、どんどんと目からウロコ。
そして、自分の作るものの中にも、自画自賛ながら閃きと感動が生まれるようになる。
そんな、1995年。多分。

自分自身が思う、美しく魅惑的なもの、新しいもの、ワクワクさせてくれる素材、

何かしらの時代の流れや影響はあるにしても、

誰かの真似でもなく、どこかのネタを取り入れることもなく、

(いや、それはプロとして断然、恥ずかしいことだと思うのですが)


なので、何流でも何派でもなく、
自分が良いと思うものを、アンテナを張って全力で選び出し、作成し、提供する、
そんなことを続けて15年以上。

あえて何流かといえば、自分流。

こんな、やや横柄な表現、今だから、15年以上続けて来たから、
言えることかもしれません。



そして、これからは、さらに、もっと自由に。
年々、引き出しを増やし、奥行きも増し。掘り下げ、根を張り。


それに近いことが昨年12月に。
京都の由緒ある、国の名勝でのご婚礼。

101211kurose 035101211kurose 036101211kurose 042101211kurose 037


ここには普段、花屏風という花器が置かれ、お庭の花々が活けられています。
少し前に、美男かつら、古典菊を活けたばかりだった私は、
この、自然のしつらいにじっと見入っていたわけです。

10oct 066
101211kurose 016

私は遠くから取り寄せたっけ、、、この花材たち。

10dec 008

で、婚礼装花。
花屏風と、お二人のテーブル、
あえて洋花も混ぜて、和の空間に。

101211 018


終わってから、
その会場の、素敵な女性館長さんと花談義。
洋花がとても新鮮に映ったとのことで、お褒めいただき、、。
もし今後お庭にあるものでよければ、どうぞ、と。
そんな夢のようなご提案もいただいて感激しきり。。。
車じゃなければ、一緒ににごり酒をいただいたのですが、、、残念。。。

その館長さん、
様々なお花の流派の決まりごとから自由でいたいから、
花屏風というデザインの花器を考案されたとのこと。

このデザイン、昔クリスチャントルチュも作っていた試験管を連ねた花器、
その何十年も前からあった、モダンな和のしつらい。
この自由さに、共感した、そんな京都の一日。


私は、花を使って自分表現するタイプではなく。
ビジネスとして大きなヴィジョンを掲げているわけでもありません。

ただ、ある意味、単純に、植物が好きだと思います。
花に限らず、生命力にあふれた、草も実も、大きな樹木も、這って伸びる蔓ものも。

それを、これからも熱烈に追いながら、
その素材たちが生きる、
そして、その空間にも命が吹き込まれる、
それで、誰かが喜んでくれる、
そんな仕事を続けていきたいと思います。
スタイル、国籍、固定観念、
これからもどんどん良い意味で壊し、越えて、自由に。


今回も長くなりました(汗)・・・今のトップページは香りの良い花です。amicaサイト


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コメント

amicaスタイル

amicaさんでお花を習い、東京で泣く泣くお花屋さん探しをはじめて気がついたのは、パリスタイルと銘打つお店や教室でも、わたしにはなんだか合わない、、、という事。
そう、なんですよ。
私はamicaスタイルでならったり触れたりしていた訳で。
パリだから、和だから、◯流だからじゃなく、花の、実の、この枝ぶりの、美しさを愛する、というamicaスタイル。

だからなかなか私もお気に入りショップが見つからなかったわけで。
でも、それって素敵。


改めてブログを拝読して、自らの背筋もシャンとしなきゃと思いました、、。

Michi #QsAlv7FI | URL | 2011/01/25 08:33 - edit

No Title

どっち方面にアンテナを張り、どんなものをよし、とするのか・・・
研ぎ澄まされた感性
その、蓄積が、作品となって発揮されるんですね

だれにも、できないもの。
そのとき、そのときの、最高の美。
これからも、どんどん、素敵になっていきますね

moto #- | URL | 2011/01/25 09:23 - edit

No Title

かたちに囚われる・・・
型にはまる・・・
どちらもあまり 美しい言葉とは思えない
進化し続ける・・・それは難しくすばらしい

ちいち #- | URL | 2011/01/25 09:46 - edit

>Michiさん

この暑苦しく長い文章w、最後までお読みいただきありがとうございます。
自分の作るものを言葉で表現するって、
なかなか難しいことですが、それがようやく出来るようになったかなと。
それもこれも、色々な方や色々なお仕事、
そのご縁の中で見えてくるもので、昨年は特にそんな年になり、
そして更に楽しくなってきました。

Michiさんも東京で、みちちスタイルでどんどんいってくださいね^^
そしてまた色んなお話wしましょうね!

amica #6ZS2/17k | URL | 2011/01/26 01:44 - edit

>motoちゃん☆

なんか照れくさいYO(笑)
どっち方面か、といえば、美味しいもの方面かな^^
私に作れるものは、私だけ、とかは思わないかも、
思うとすればウエディングブーケかも。
あとは素材たちに任せてる感じです。

まだまだです。
やることいっぱいなのに、
なかなか手が回らない、もっと動かないとね☆

amica #6ZS2/17k | URL | 2011/01/26 01:48 - edit

>ちいち☆

素晴らしく、難しいこと、
進化し続けて、研いでいくこと、
それが、何より楽しい、だから飽きない、
まだまだこれからですわ。
よろしうに^^

amica #6ZS2/17k | URL | 2011/01/26 01:51 - edit

本来

柔らかく変化していくことの方が自然なのですよねきっと。植物のように。年々直感や興味に正直にありたいと思うようになってきました。

そういえば日月餅はもう行かれましたか?
友人設計のお店です。プランツハンターさんと一緒に六甲のイベントにも参加してましたよ。
味もさながらラッピングが素敵で手みやげにもオススメです♪
桃大福の季節にもぜひ!

sumi #T/baKjHk | URL | 2011/01/28 18:22 - edit

>sumiさん☆

変化、そうですよね、
美味しくて定番のものも、
実は見えない部分でマイナーチェンジしているからこそ、
その時代のスタンダードを保っているんですよね。
私も自分の興味に素直に進んでいきます☆

日月餅、月曜に行く予定です!
先日お土産でいただいて感激しました。
も、、、桃大福とは!桃好きにはたまらない響き、、、!

sumiさんのお友達で、設計された方、
なんと偶然twitterで既にフォローしてました!
人は色んなところでつながってるんですね。感激です。

amica #6ZS2/17k | URL | 2011/01/29 19:16 - edit

No Title

夫のフォローありがとうございます。
大学の時からの友人で家族ぐるみの付き合いです。
うちの2次会の幹事&司会、彼がしてくれました。つながってますね。

sumi #T/baKjHk | URL | 2011/01/31 17:40 - edit

>sumiさん☆

今日、日月餅、ようやく行ってきました!
お店はとっても素敵で、想像以上で、本当は茶寮でゆっくりしたかったのですが、また次回。
実は色々とこちらとはご縁があるようで、
以前から気になっていた「WASARA」の実物が見れたり、
twitterで様々な方とつながっていたり、
京都のえびす神社のお守りとか、限りなく☆
なんと、2次会の幹事さん?すごく面白い方だった記憶が。
最後にみんなでトンネル作って、
「オシャレ」コールでお二人を見送りましたよね、覚えてますよ~^^

amica #6ZS2/17k | URL | 2011/02/01 00:42 - edit

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