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芦屋のフラワーアトリエamica flowersの日々。

Category: アート

Niccolo Paganini (ニコロ・パガニーニ) 

2009/08/19 Wed.

 
子どものころの夏休みには必ず、
「自由研究」とかいうやっかいな宿題があって、

毎年何も思いつかないまま8月の終わりを迎えていたのは私だけでしょうか。



さて今年の夏は神尾真由子さんのこれを聴いて以来ヴァイオリンにハマっておりまして、
実家のヴァイオリン・コンチェルトなどを改めて聴いたりしています。
ソロを弾く演奏家によってこれほど見える風景が変わるのかと驚きつつ。。。


今回のこの、無伴奏のパガニーニの奇想曲(カプリース)。


神尾さんの情熱的演奏の素晴らしさもさることながら、
この、ありとあらゆるヴァイオリンの超絶的な技巧を織り込んだ24の楽曲、
驚きと共に聴いているうちに、独特のきらめきと不思議な美しさに虜になり、
この旋律を作ったニコロ・パガニーニという人について、
知らないうちに「自由研究」しておりました。

まずはその姿、ドラクロアの絵画にも描かれています。
CIMG0718DracroxPaganini.jpg

パガニーニ(1782~1840)は天才的なヴァイオリニスト・作曲家で、
彼の曲の演奏には超絶的な技巧を必要とすることは良く知られています。
そのテクニックがあまりに超人的だったことと、特異な外見から、
悪魔に魂を売り渡してその技巧を手に入れたのだろう、とも囁かれたと言います。
ただそれは彼が「マルファン症候群」という遺伝的な病気の持ち主であったことと関係していて、
非常に背が高く、指が蜘蛛のように長かったことで人並みはずれた演奏が可能だったようです。
(ちなみにラフマニノフも同じ「マルファン症候群」だったそうです)


彼の演奏会は常に超満員、あまりの素晴らしさに失神する観客もいたとのこと。

彼の出現の前と後では、
その時代の音楽の常識が全く劇的に変化したそうです。
ベートーヴェン、ショパン、シューベルト、シューマン、ブラームス、ラフマニノフなど、
著名な音楽家も彼に影響を受けたそうで、
その熱狂的ファンの一人、フランツ・リストは「ラ・カンパネラ」というピアノ曲を、
パガニーニのヴァイオリン曲を元に編曲したそうです。

ということは、
私はずいぶん前から「ラ・カンパネラ」という曲に心魅かれていたので、
そのころからパガニーニの旋律に魅せられていた、というわけなのでした。




この短い動画の中で、
Caprice No.24を Alexander Markov(アレクサンダー・マルコフ)が、
Concerto No.2,Campanella を Ivry Gitlis(イヴリー・ギトリス)が、
Variations on God Save The King(英国国歌)を Ruggiero Ricci(ルッジェーロ・リッチ)が
演奏しています。
最後の国家はまさに「パガニーニ風」で興味深いですね。


「ラ・カンパネラ」といえばこの方、イングリット・フジ子・へミングさん。
この方の人生が、この曲に織り込まれているように私には聴こえます。




一人の人物の登場で、
様々なことが飛躍的に進化発展を遂げること、


今の世の中、特に政治の世界にそんなドラマがあると良いですね。




なんとなく、大勝だけは避けたほうが良いのでは、と動物的勘で思う・・・・・・・・・・amica公式サイト

 
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コメント

自由

自由研究大好きでした。
だって好きなことできるんやもん!

でも記憶にあるのは
野鳥の観察記録と身近にある植物の観察記録くらい。

結局絵を描くということしかやらなかったらしい。
今も同じ。
永遠に続く夏休みにどんな絵を描こうかな
と思う子供のまま。
あ~あ。

(笑)

それはさておき
音楽における超絶とまで言わないでも
技巧というものには感嘆するばかり。憧れます。
なぜあんなことができるのか?

でも、よく考えればどんな人もその人なりの
超絶とも言える技巧を持っているのではないか。

ある友人は布団を押入れにしまうのが
本当に上手かった!
どの布団の幅もきれいに統一されて
端がぴったり揃っている。

とかね。

そういうものがないがしろにされる世の中はコワイ
と思います。
人の手が連綿とつむいでいるもの。
それを徹底的に否定し、なかったものにしたのが
バブルから続いたあの狂った時代だったような気がします。

そのツケを払っているのが今。
だから今の現状も当然。
政治もなんか今イヤだなぁ。今までもイヤだけど。

話どっかいっちゃった。(笑)

夏もうちょっとです。
自由研究何しようかなぁ?

honey-T #- | URL | 2009/08/19 08:30 - edit

バイオリンは、ビバルディーの四季くらいしか、思い浮かばない私・・・。

短い動画に、しばし、うっとり。
押尾さんの、CD買っちゃおうかな

moto #- | URL | 2009/08/19 08:32 - edit

神尾さんの、買いました!すっごく素敵で気に入りました。ヴァイオリンがこれほどエロティックとはv-10驚き!神尾さんが若いから?他の人ならどんな演奏なんだろうってやっぱり色々聴きたくなってしまいます。私もこの夏に研究してみようっとv-198

maruko #JezSLo8M | URL | 2009/08/19 12:08 - edit

>honey-T 

自由研究、そうかあ、好きなことをすればいいんですね、
毎年違うことを調べ挙げなければいけない気がしてました。
思いついて雀の鳴き方と仲間の雀の動き、みたいなの調べたことあります(笑)
ある年、賢い子は家の中の空気の流れについて、
蚊取り線香を使って実験したうえ見取り図を描いて説明していました。
その子は現在医師になってますが。。。

>でも、よく考えればどんな人もその人なりの
>超絶とも言える技巧を持っているのではないか。

これは私も同感です!
何かしらあるものを磨くのが人生なのではと。
眠らせずに光を当てなければもったいないですよね。

政治に関しては、
周りの悪習に屈しないような、志の高い人が現れてほしい。

敗戦から立ち上がった、大きな挫折にも負けない、
誇り高き日本人の心を思い出させてくれるような方。
いませんかね~。

・・・私のも話が違うほうに行っちゃった(笑)
 

amica #6ZS2/17k | URL | 2009/08/19 17:30 - edit

>moto

ヴィヴァルディの四季、
今度、神尾さんが全国で演奏するのが四季ですよ。

関西のリサイタルは、川西か、岸和田、って、どゆこと(笑)
東京はサントリーホール、素晴らしい会場です。


いや、、それより、「押尾」さんはマズいでしょ(爆)
「神尾真由子(かみおまゆこ)さん」ですYO~!
 

amica #6ZS2/17k | URL | 2009/08/19 17:34 - edit

>maruko

あ、買いましたか!
この音、感覚を研ぎ澄ましてくれるというか、
すごく、いい、ですよねーー☆

このカプリース24曲は以前、
17歳で五嶋みどりさんもCD収録なさってますよ。
多分、全く違うんだろうな、と。
真由子さんは普段はヘビメタ聴いてるそうです(深く納得)

amica #6ZS2/17k | URL | 2009/08/19 17:38 - edit

赤ちゃんが動いた!

夜涼しくなってきましたね☆☆

神尾さんの超絶技巧は、すごいですよね。
先日書き忘れましたが、だいぶ前にの深夜放送で、
神尾さんの初めてのCD出版収録の状況を放送していました。
その苦労にびっくり。
正確な技巧が求められ、何を表現したいのか分からなくなっていた神尾さん。
最後には、ふっきれて今のCDになっているのでは?
「私って、こんな音?」と悩んでいた姿が印象的でした。


私、クラシック好きなんですが、題名覚えるの苦手で。笑。
でも先生の乗せて下さった「パガニーニ」の音楽を聞いたら、赤ちゃんが動きました!(けられた。笑)
私もこの曲、好きですー♪だからかな?
音楽を聞いてけってきたのは、2度目。
二胡の音を聞いた時と、今回です。
気に入っているのかな?と思いました。
また、詳細教えて下さいね♪

週末のクボタさんのデモの報告も楽しみにしています~♪
(行きたいのですが。体調が安定せずに困ってます。苦笑い)

TOKIKO #AIn7EWck | URL | 2009/08/20 09:08 - edit

>TOKIKO 

動きましたか!
それを聞いて、なんだか私もそわそわしました(笑)
お元気そうで順調そうで何よりです。

神尾さんの番組、見たかったです、
初めてのCD収録ということは1stの「Primo」ですね。
今回のCapricesに収録風景のDVDがついていたのですが、
一人っきりの広くて古い(&寒い)建物の中での録音、
相当孤独な戦いで、集中力が求められる作業のようでした。

しかし神尾さんを胎教に、ということは、
Babyはアツいジョシ、または熱血ダンシ、
どちらにしても楽しみですね!

クボタさんのはまたレポートしますね。

amica #6ZS2/17k | URL | 2009/08/21 16:04 - edit

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