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芦屋のフラワーアトリエamica flowersの日々。

Category: 花のシゴト

木に咲く花 

2016/01/27 Wed.

芦屋のアトリエを拠点に、レッスン(芦屋、大阪靭公園)、ウエディングを始め、
フラワー、植物に関するオーダーにお応えしているamica(アミカ)です。

新しいお話が次々と舞い込み、
ありがたいことにその準備に追われています。

この季節は比較的落ち着いているので集中して、
丁寧に進めることができるので、ガーデンのことなど、それぞれが今からとても楽しみです。

先月から始まった新しい生け込み先、
その場所の環境(温度、湿度、日当たりや管理など)のデータを重ねていく段階なので、生けた花の様子をしっかりと観察しています。

DSCF4414.jpg
DSCF4415.jpg

二週間くらいの日持ちを予定していた木瓜、つぼみがもう少し残っているのであと数日飾ることにしました。

いろいろなひとに「何の花が好き?」と聞かれることが多いのですが、
好きな花が多すぎて、正直答えにはいつも困っています。
強いて挙げれば「香りのある花」、そして「木に咲く花」。
この木瓜も大好きな素材です。

この場所は枝ものをご希望なので、
「木に咲く花」が全盛のこれからの季節が楽しみでなりません。

また写真を撮ってアップしますね。


来月のレッスンのお知らせです。


【 ジューシーカラーの春のブーケ 】

◎ 靭公園サロン
 2月16日(火)
  13:30~
  16:00~ 
  18:30~
◎ 芦屋アトリエ
 2月18日(木)
  10:30~
  14:00~
 2月20日(土)
  10:30~
  14:00~

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群舞 

2016/01/15 Fri.

芦屋のアトリエを拠点に、レッスン(芦屋、大阪靭公園)、ウエディングを始め、
フラワー、植物に関するオーダーにお応えしているamica(アミカ)です。

今回も日本水仙のことを。
日本各地に生産地はありますが、
なかでも越前の水仙は歴史も古く、
またその地で花を大切にしてきた祖母から私が唯一手ほどきをうけた思い出深い素材でもあります。

甘い香りの花と表情豊かな葉を合わせ、
さまざまな流派でその美を追求されてきた水仙、
この季節がくるたびに新たな学びがあり、
これまで積み重ねられてきたこの花の歴史、
日本人の感性に驚きを覚えます。

S0034334.jpg

今回は一輪ずつを、まるでその一輪だけを生けるように丁寧に仕立て、それを少しずつまとめて群舞させるように、モダンなアレンジに仕上げました。まるでカウントダウンで見たボレロの群舞のように。

S0114342.jpg


どこにでもある花を特別なものに
珍しい花をさりげなく



さらに好きになったこの水仙、
来週からのレッスンでたっぷり使います。


【 新年の和の白い花 】

◎ 靭公園サロン
 1月19日(火)
  13:30~ 満席
  16:00~ 
  18:30~
◎ 芦屋アトリエ
 1月21日(木)
  10:30~
  14:00~
 1月23日(土)
  10:30~
  14:00~

【 ジューシーカラーの春のブーケ 】

◎ 靭公園サロン
 2月16日(火)
  13:30~
  16:00~ 
  18:30~
◎ 芦屋アトリエ
 2月18日(木)
  10:30~
  14:00~
 2月20日(土)
  10:30~
  14:00~

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日本水仙 

2016/01/13 Wed.

芦屋のアトリエを拠点に、レッスン(芦屋、大阪靭公園)、ウエディングを始め、
フラワー、植物に関するオーダーにお応えしているamica(アミカ)です。

暖冬ということで少し油断していたら
厳しい冷え込みになりましたね。

今年は椿も梅も例年より早く咲いているようですが、
1月の花といえばやはり日本水仙。

IMG_2120.jpg

寒い中で健気に咲くこの花を、日本人は大切に生けてきました。

今週は関西も松の内が終わるので、
生け込み先の花も何箇所か日本水仙に入れ替えました。

IMG_2110 (1)
IMG_2109.jpg
IMG_2111.jpg
IMG_2114.jpg

広い空間には華やかさを演出する花を生けることが多いのですが、ときにはいつもとは違った小さく可憐で、甘い香りの白い星型の花を。大人同士の会話にそっと寄り添うかなと思います。また、お料理との兼ね合いで、まだもう少し餅花と一緒に飾るところも。

今月のレッスンも「新年の和の白い花」がテーマ。
毎年白い花からスタートしています。

今回もこの日本水仙を、
モダンなインテリアに合うようアレンジします。
手法はあくまでも和の感性を大切にして。

清々しい白い花、甘い香りをいっぱいに吸い込んで、この一年に弾みをつけましょう。日程は下記になります。

1月のテーマは「新年の和の白い花」。

  19日(火) 靭公園サロン 13:30~(満席)、16:00~、18:30~
  21日(木) 芦屋アトリエ  10:30~、14:00~
  23日(土) 芦屋アトリエ  10:00~、14:00~


2月のテーマ「ジューシーカラーの春のブーケ」

  16日(火) 靭公園サロン 13:30~、16:00~、18:30~
  18日(木) 芦屋アトリエ  10:30~、14:00~
  20日(土) 芦屋アトリエ  10:00~、14:00~


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審美眼 

2016/01/07 Thu.

芦屋のアトリエを拠点に、レッスン(芦屋、大阪靭公園)、ウエディングを始め、
フラワー、植物に関するオーダーにお応えしているamica(アミカ)です。

昨日の岩根しぼり、紅白混ざった椿ですが、
今回年賀状にしたのも同じ品種。

紅が多い花と、白が多い花、好みもあるかと思いますが、どちらが良しとされるか、お分かりでしょうか?

DSCF3947 (1)
DSCF3934.jpg
IMG_2066.jpg

椿は「清楚」で「凛とした」、といった表現をされることが多いのですが、実は想像以上に蜜をたくさん湛えていることはあまり知られていないかもしれません。ぽとん、と落ちたその場所は、濃厚な蜜で濡れるのです。鳥媒介の花ゆえのことですが、その姿に似合わぬエロティックさも秘めて、ただ儚いだけの花ではないことが伝わってきます。

いつからか頭に浮かんでいる言葉があります。

審美眼は、審実眼。

本当の美を知る人は謙虚で、真実をも見極めているように思います。どなたかの言葉に「無知だとすぐ最初に出合った情報に染まってしまう」とありましたが、いくつになっても学び、目を肥やしていかなければと思います。

それにしても、印刷というのは難しいですね、なかなか思うように仕上がらず。今回は少し色飛び気味、華やかな年賀状になりました。手書きで遅くなりましたが、今年もよろしくお願い申し上げます。


1月のテーマは「新年の和の白い花」。

  19日(火) 靭公園サロン 13:30~、16:00~、18:30~
  21日(木) 芦屋アトリエ  10:30~、14:00~
  23日(土) 芦屋アトリエ  10:00~、14:00~


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椿・岩根しぼり 

2016/01/06 Wed.

芦屋のアトリエを拠点に、レッスン(芦屋、大阪靭公園)、ウエディングを始め、
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椿は常緑で冬にも葉が青々と艶やかであること、その強靭な性質からも繁栄を意味する木。昨日の白玉椿と赤い品種で紅白に飾ることが多いお正月ですが、今回は紅色に白い斑入りの大輪種、岩根しぼりも用意していただきました。

DSCF4161.jpg

花ごとに紅と白の分量や表情も違い、一輪ずつ、咲くのがとても待ち遠しい椿でもあります。これは絶妙な模様、自然の不思議な造形に見入ってしまいます。

慌ただしい日々の中で、このときを逃しては撮れない花。三脚を立てるのもだんだん板についてきたかなと思いつつ、一輪の椿と真剣勝負。

今年もまたたくさんの花に、ファインダー越しに向き合います。


1月のテーマは「新年の和の白い花」。

  19日(火) 靭公園サロン 13:30~、16:00~、18:30~
  21日(木) 芦屋アトリエ  10:30~、14:00~
  23日(土) 芦屋アトリエ  10:00~、14:00~


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白玉椿 

2016/01/06 Wed.

芦屋のアトリエを拠点に、レッスン(芦屋、大阪靭公園)、ウエディングを始め、
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花の仕事は写真とともにあると言っても過言ではないくらい、日々かなりの枚数を撮影しています。生花は撮影して残さないかぎりは形が変わっていくものなので、作ることや仕入れと同じくらい撮ることも気が抜けません。自分で花を活けるようになってすぐの頃から、ほぼ必ず撮影しているように思います。

11月から12月にかけては一年でも最も忙しい時期ですが、年賀状を作るにあたり、そのための写真を撮っています。お正月らしい素材を考えて撮影し、ポストカードに仕上げるのはなかなか簡単ではないのですが、楽しみのひとつでもあります。
DSCF4061 (1)

これまでも何度か年賀状のために撮影してきた花、椿。特に白玉椿は紅白の白の役割をすることが多く、何度も撮影してきました。今回は大きな枝についた大量の花々が一気に、それも忙しさがピークのときに咲いたこともあり、初めての試み、ちょっとお遊びとして、丸い陶器の花器でリースのように仕上げました。(年賀状にはなりませんでしたが)

たった一輪に向き合って撮影するのと、こうしてたくさん活けるのと、どちらが時間がかかるかというと、実際は前者です。
椿という花と、これから春まで色々な形で楽しもうと思います。

1月のテーマは「新年の和の白い花」。

  19日(火) 靭公園サロン 13:30~、16:00~、18:30~
  21日(木) 芦屋アトリエ  10:30~、14:00~
  23日(土) 芦屋アトリエ  10:00~、14:00~


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謹賀新年 

2016/01/06 Wed.

芦屋のアトリエを拠点に、レッスン(芦屋、大阪靭公園)、ウエディングを始め、
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2016年、穏やかな陽の光に照らされて始まりましたね。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

毎年飾らせていただいている餅匠しづくさんの餅花、小山個人として大変楽しみでもあり大変緊張する仕事、今回で5回目となります。

花のない寒い冬に、餅を花に見立て五穀豊穣を祈り飾られる餅花、多くは柳に紅白の餅をつけて作られることから、それを模したものもほぼそれが一般的となっています。

15年ほど前、私が1月の雪の飛騨高山で見た餅花は、それまで見覚えのある柳ではなく小さな切り株が土台になっていました。それがさまざまな町家や文化財の玄関、濃い壁や低い梁、その場に映え、力強くも美しく、雪景色と相まってとても印象深い風景でした。今思えば、それが初めて見た本物の餅花だったのかもしれません。

さてしづくさんですが、1年前の五色の餅花を飾り終えたときに、次は飛騨高山の餅花でいこう、と思いました。それからは素材探し、資料を調べたり、大まかに言うと構想1年の餅花となりました。肝心な素材は「ここ一番の材料」を準備してくださる方に今回もお願いしました。選んだポイントは「幹の色が青みがかって綺麗なこと」「小さな枝が多いこと」、そしてもちろん枝ぶりです。

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image1.png

素材となった獅子頭(ししがしら)というモミジ。受け取ったときにはまだ紅葉した赤い葉がたくさんついていました。この申し分ない素材をどう使おうか、この生命あふれる素材の見せ方を選ぶのは私。根から全部あげて吊ることも考えましたが(正直何日も方法を練って悩みましたが)、木の可能性を残すためにも根を残すことにしました。またどの枝もあえてすべて残し、そのままの姿を飾りました。

この「ししがしら」という名前の響き、しづくの石田さんに岸和田だんじりをご案内いただいた際に、その祭りの役に「◯◯がしら」という名前があったように感じ、なんだかぴったりだと思ったのもあり、この木に決めました。

まだまだ書ききれないことがありますが、さまざまなご縁が広がったこの場所、餅匠しづくさん、毎年そのお礼の気持ちも込めての餅花作り。また新しい構想がすでに浮かんでいます。
餅匠しづく
https://www.facebook.com/shizuku358


1月のテーマは「新年の和の白い花」。

  19日(火) 靭公園サロン 13:30~、16:00~、18:30~
  21日(木) 芦屋アトリエ  10:30~、14:00~
  23日(土) 芦屋アトリエ  10:00~、14:00~


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2016-01