amicaの色いろ che colore...?
芦屋のフラワーアトリエamica flowersの日々。
Category: 私のこと
出張とこれからのこと
2013/05/30 Thu.
昨日まで数日ですが、
東京へ行っていました。
東京のフローリスト仲間に何の用事か聞かれましたが、
今回はちょっと調べものと探しもの。
これからの10年のための。
大急ぎで各所を回ったので、
ご挨拶に伺うべきところに寄れずそれが残念でしたが、
来月また行くことになったので、
そのタイミングで寄らせていただこうと思います。
今回行ったところは、
銀座、青山、町田、六本木、渋谷、表参道、恵比寿、代官山、中目黒。
足が棒になったり顔がむくんだりで、
なかなかハードなスケジュールでしたが、
その分、吸収することも大量で収穫の多い出張でした。
前回、二年前に行ったときは震災のあとで、
地下鉄も暗く、夜の銀座も閑散としていましたが、
今回はとにかく勢いのある街、世界のTOKYOを感じました。
以前4年ほど、仕事で頻繁に訪れた青山が懐かしく、
変わらないところと、ここ10年で勢いが出てきたところと、
馴染み深い古いビルがシャレた複合ビルになっていたり、
それぞれに個性の際立つエリアになっていて、
今はいまでまた、魅力的だなと感じました。
辻村塊さんの個展で武内範男さんの実演とお話を。

町田の武相荘、旧白洲邸。

ツゲの回廊もすべて生きた植物、ブシュロンと東信さんのコラボ。

根津美術館近くのカフェで美しいカップで美味しい珈琲を。

ある日の朝食に、料亭の「朝めし」を。ドンチッチアジがおいしすぎました。

新しい歌舞伎座で玉三郎さんの世界一の舞を堪能。

今回はまったく買い物はする予定無しでしたが大分県の小鹿田焼(おんたやき)の鉢を。

実は出発の日に空港で車にiPhoneを置き忘れ、
着いてからiPadを購入してなんとか自分的にはバックアップできましたが。
やはりiPhoneほどは気軽に写真を撮れず、
美しいシーンはココロのなかに刻みました。
目的の、調べもの、探しもの、
行った場所、会って話したひと、それぞれから、
大切なものをもらって、結果、整いました。
次の一歩、力強く踏み出します。
これからの10年が、楽しみになりました。
じわじわと、、、↓笑

6月の講座「プロヴァンスのブーケ」
10日(月) 靭公園サロン 18:00~
11日(火) 芦屋アトリエ 14:00~
13日(木) 芦屋アトリエ 10:30~
25日(土) 芦屋アトリエ 10:00~、14:00~
講座の詳細はこちら
amica flowers
HP : http://www.j-amica.com
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Category: 特筆。
初夏の休暇
2013/05/08 Wed.
だれの言葉だったか、
一年の中で数日、全面的に自分を肯定するような天気の日があると。
温度、湿度、風、陽射し、
このGWはまさにそんな天気だったのではと思えるほど、
美しい青空に恵まれました。
ひととき、楽しい女子会を、芦屋のメゾン・ド・ジルにて。
毎回、美味しさとともにその盛り付けも楽しみな、
高山シェフのお料理。
この日は八十八夜、菖蒲の葉が敷かれ、中央は田植えをイメージしたデザイン。

こちらはあまから手帖の表紙にもなった、お野菜のテリーヌ。
ペッパーのつぶは見た目のアクセントとしても、
もちろん、お味のアクセントとしても、
美しさの共演は五感すべてで堪能します。

いつもながらサービスも細やかで居心地よく、
名店の素晴らしさはお料理にはもちろんホスピタリティにも感じられます。
ゆっくりと三時間ほど、おしゃべりも楽しみました。
別の日には一日休みを取って、ひさしぶりに南禅寺へ。
明治に作られた水路閣と、新緑がなんともいえないコントラスト。

お庭も明るい緑でいっぱい。
椿やシャクナゲの花残りも楽しみながら、
もう少しで菖蒲の花が咲く頃、そして睡蓮も想像してみる。

京都で行きたいところは毎回いっぱいあって迷うのですが、
どうしても見たい某所のウィンドウがあり、今回も。
いや、全く、写真に撮るのをためらうほど、毎回圧巻。
近くにあればしょっちゅう見に行けるのにと。
この日の、こどもの日に合わせて、水模様の掛け軸に、
一緒に陶器の白い鯉が釣り下げられていて、鯉のぼり。
なんという遊び心。
そこから少し歩くと、
ものすごく、引力のある看板、何か素通りできない気配。

いや、知らずに行きました、いや、だからこそ入ることができた、
あとから聞いた話では、京都でもっとも危険な場所のひとつ、という書店。
時間という横軸も、深さという縦軸も、
その両方とも計り知れない、その何次元も無限の世界から、
選びぬかれた本が、この上ないほどの緻密さで並んでいる、
町家のかたちをした、小さな宇宙。
この劇的な刺激は、バブルの頃の東京で体験した記憶がある、
世界の美しいものたちが、バイヤーの手によって選びぬかれていた時代、
ひさしぶりにその感覚を味わって、
数日、熱に浮かされたようになりました。
確かに、とても、危険な、場所です。
(毎日更新されてるブログにも釘付け)
世界の京都、GWは大変な混み具合で、
思うところの半分も回れず、美味しい珈琲を楽しむヒマもありませんでしたが、
今回もさらに惹かれ、さらに行きたいところが増えて帰りました。
休暇も終わり、いよいよ母の日ウィークが始まりました。

前回お知らせした芦屋のお菓子とのセット、
そろそろ締め切りになります。
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