amicaの色いろ che colore...?
芦屋のフラワーアトリエamica flowersの日々。
Category: 思うこと
2012年の最後に
2012/12/31 Mon.
いよいよ、2012年が暮れていきます。
一年を締めくくる夕暮れ、
初日の出は見たことがあっても、
なかなか、大晦日の夕陽を見る機会は今までなかったなと。
大阪での最後の用事を済ませ、
神戸へ、西へ向かって走る。

こうして、見届けられたのは、
もしかしたら、今年をしっかりと振り返り、噛みしめ、
新しい年への糧にしていきなさいと、
そういう意味があるのかもしれません。
花の仕事の20年、
amica を初めて10年、
節目の年になろうとしています。
2012年、確かに新しい次への一歩には、
とてもパワーも時間も要りました。
結果、よい形に落ち着きました。
あとは、いかに磨きをかけて、世に表していくか、
来年は結実する年かもしれません。
しずかに、この一年を振り返り、
まっさらとはいかないまでも、
生まれ変わったような気持ちで、
2013年を、力強く、歩んでいこうと思います。
みなさん、一年間本当にありがとうございました。
どうぞ、良いお年をお迎えください。
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Category: レッスン
お正月の飾り花
2012/12/25 Tue.
ここでのお知らせが遅れておりました。
お正月の飾り花、
一年を清々しく迎えるために、
良い年になるように、
云われのある、縁起の良い素材を正しく使って、
日本の美しい飾り花を作ります。

画像は昨年の生徒さんの作品です。
そういえば、
お正月にamicaのアレンジを飾った方から、
よい一年だったので今回も、ということでご依頼いただきました。

画像の松、千両など、
一年でもこのときだけ流通する素材は、
生産者さんや市場のひとの情熱が詰まっています。
良い素材を見極める目は、一年ずつ積み重ねてこそ。
仕入れは一年を通じて楽しいものですが、このときは更に。
様々な種類の松、
今度はこの松に挑戦してみよう、とか、
同じ松を違った花と合わせてみよう、とか、
毎年少しずつの新しさに向き合いますが、
それでもまだまだ手にしたことのない松がたくさん。。。
そして、大好きな竹、
門松には欠かせない素材ではありますが、
私はできるだけアレンジにも使いたいと思い、
毎年竹屋さんで色々にカットしていただきます。
さて今年はどんな飾り花になるでしょうか。
レッスンは下記の2日だけとなります。
12月27日(木)18時〜 本町教室
12月28日(金)14時〜、17時〜 芦屋教室
料金は通常プラス¥2,000となっております。
お申込みは・・・25日中に・・・!
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Category: 花のシゴト
ショップディスプレイ「クリスマスの森」
2012/12/15 Sat.
12月は色々な方から、
「お花屋さんは忙しい時期ですよね〜」と
有難いことにいたわりのお声をかけていただきます。
実際は、amicaに関しては、
11月のほうが何倍も忙しく、
それは、ウエディングもあり、クリスマスリースのレッスンもあり、
そして、クリスマスのディスプレイの時期でもあるからです。
今年は11月に新規で契約する仕事があったために、
(これはいつか詳しく書きますね)
例年よりも11月があっという間に過ぎました。
そんな11月も終わりに、
ジュエリーブランド、クアラントットさんの神戸大丸のイベントで、
とても素敵な売り場にディスプレイのお手伝いをさせていただきました。
テーマは「呼吸するような空間に」
(商品はディスプレイ途中の画像です)




quarant'ottoは、
お話した生徒さんのほとんどがご存知の、人気の神戸ブランド。
デザイナーの伏見愛佳さんのイメージされた物語が、
繊細な美しいフォルムとなって命を吹きこまれ、
ひとつひとつ高い技術の手仕事で形造られているオリジナルのジュエリー。
その圧倒的に美しいものを身に付けることで、
日常に幸せ感が溢れるのです。
そして、見ているだけでもうっとりするジュエリー、
リングはつけると指がとてもすっきりと美しく見えるからさらに幸せ。。。
そして今回、神戸大丸に続き、トアロードの本店を、
愛佳さんの「森みたいに」というリクエストにお応えして、
クリスマスの森にさせていただきました。
お店の中の美しいアンティークの家具を、
クリスマスのガーランドでいっぱいにするために、
とにかく、編んで編んで編んで、、、
アトリエは森の香りに包まれました。




本店のエントランスにはクリスマスらしく、アマリリスのアレンジを。
森のイメージの白樺を垂直に立て、大きな花器に見立てて。
レッド・ライオン、ロイヤルベルベット、
各種のアマリリスが豪華に咲き競うというデザイン。


そして何メートルも編んだ緑のガーランドは、
ショップの様々なところをふちどりました。




アンティークの美しい鏡にも。
ジュエリーの試着の際にぜひこちらの鏡でご覧になってください。

12月は自分へのご褒美にも、
愛する人のためのプレゼントに、
そして、何が欲しい?と聞いてくれたときに、
この素敵なクリスマスの森へ、
迷い込んでみてください。
きっと、今までにはなかった特別な幸せが感じられることでしょう。
quarant'otto(クアラントット)
http://www.quarantotto.jp
[神戸本店]神戸市中央区北長狭通3-12-14 Tel 078-326-4848 水曜定休
[神戸大丸店]神戸市中央区明石町 40番地 1階アクセサリーフロア
[大阪高島屋店]大阪市中央区難波5丁目1-5 1階婦人アクセサリーフロア
ではみなさん、どうぞ幸せな、良いクリスマスを☆
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Category: レッスン
クリスマスの香りの記憶
2012/12/04 Tue.
今日は芦屋のみどり幼稚園のおかあさまたち対象の、
Xmasリースのレッスンでした。
普段、仕事ばかりしていると、
幼稚園のおかあさんたちとは直接お話する機会はほとんどないのですが、
知り合いの方が以前お嬢さんを通わせていたことや、
いつもご注文いただく方がみどり幼稚園の役員をされていることもあり、
その方たちの印象もあって、とても丁寧で教育熱心な、意識の高い幼稚園と思っていたので、
ご依頼いただいたときには光栄に感じました。
クリスマスリースの作り方としては様々な手法がありますが、
もっともオーソドックスで自然の木々の香りに包まれるものを選びました。


小さなお子さんがいるご家庭のリースは、
少し手間暇をかけたとしても、本当の森の香りがするものを、
手づくりの温かさが伝わるものを、と。
キッズレッスンを始めたのも、
小さなころから本物の色や香りを記憶することが、
五感や、季節への感受性を養い、
その後の人生を豊かにすると思うのと、
本物を知るひとが増えることで花業界のクオリティを維持することにもなるためでした。
さて、準備は、とにかく、
メイン以外のところは手間がかからないように工夫をしておくこと。
松ぼっくりにはすべてワイヤーを。

リボンはキラキラした赤いクリスマスらしいものや、
ホワイトやゴールドのサテンリボンに加え、
質感としてはちょっとシックだけれどMOKUBAのグリーンやゴールド系のものも。
結果、圧倒的にMOKUBAリボンが人気、
持って行ってよかったと嬉しくなりました。
参加者の方がとても多く、
いつものamicaでのレッスンのようにお一人ずつ素材を選んでデザインすると、
なかなか対応しきれないとは思いつつ、
それでもお家のインテリアやお好みに合わせて選べる部分も、
ということで、素材選びや下準備を進めました。
あまりに皆さんの手際がよく、すっかり写真を撮りそびれてしまいましたが、
一枚だけ熱気が伝わるものを。

そういえば、あるアーティストの男性、
ひとりの部屋にツリーを飾るのもなあ、、、と思いながらも、
恒例行事で子どもの頃からのオーナメントをひとつひとつ眺めながらツリーを飾ったところ、
自分はいかに大切に両親に愛されていたかを再確認して、
飾ってよかった、とおっしゃっていました。
クリスマスの記憶はいくつになっても蘇る特別なものですね。
つい12月は忙しく追われて過ぎていきますが、
心を穏やかに温かくするイベントとして、
自分らしく、自由なスタイルで、クリスマスを楽しむのも良いなあと思います。
今回のみどり幼稚園の皆さんのリース、
短い時間のなかでも個性豊かな美しいリースが完成しました。
5月から日程調整や内容の相談や備品の確認など、
そしてもちろん当日もきめ細やかに準備してくださった
役員の皆さん、本当におつかれさまでした。
ありがとうございました。
みなさま、どうぞよいクリスマスを。
amica flowers
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