amicaの色いろ che colore...?
芦屋のフラワーアトリエamica flowersの日々。
Category: 花のシゴト
ヤマトナデシコ
2010/02/24 Wed.
今年も世界一の美女を決める、
なんとかユニバース日本代表の最終選考が終わったとか、
イネスさんとかおっしゃる方が、
勝てるジャパニーズビューティを増産?してらっしゃいますね。
本当の日本女性の美しさって、、、?
あのビューティたちを見るにつけ思うのは、
大和撫子、その言葉はいまや死語なのかな、と。
バンクーバー五輪で活躍する日本女性、
強く、美しく、しなやかで、度胸もあって。
ただ、数字や速さを競うだけではない、表現の競技、
ここでは感情表現が表に出にくい日本選手は分が良いとは言えません。
今回のフィギュアの浅田真央さん、
タチアナコーチの元で、今までの「真央像」の解体と再構築、
感情も、情念も、全てぶつけて。
競技者として、演技者として、一人の女性として。
インタビューの表情でも、すっかり一皮むけた感あり。
脱皮後の真央さんが、とにかく楽しみな今週。
さてさて、
昨日、ふと「ヤマトナデシコ」という言葉が浮かんだ瞬間がありました。
今週のレッスン、
「女子力アップのピンクのアレンジ」のパート2、
1回目は球根系の甘い香りの花たちでほんわかと作っていただきましたが、
2回目は「和」のテイストで、少しだけ大人っぽく。





普段はあまり使用しない「線の出る花材」で、
のびのびと、春の風景を描いていただきました。
淡いピンクの花たちに囲まれている皆さん、
紛れもなく、ヤマトナデシコだなあ、と。
月曜の本町教室で満席だったこのレッスン、
今週末の土曜日、27日、
まだ少しお席がございますのでお申込みの方はお急ぎくださいね。
2月27日(土) 芦屋教室 14:00~16:00
なお、次回のレッスンは来週、
今度はミモザを使ってボリュームたっぷりなアレンジを作っていただきます。


3月1日(月) 本町教室 18:00~
3月2日(火) 芦屋教室 14:00~
6日(土) 芦屋教室 14:00~
お花が長持ちして存分に楽しめる季節です。
お部屋にウキウキとした春を、一足早く。
ご参加お待ちしております。
この明るいイエローは、、、金運をアップさせます(冗談です、笑)・・・・・amica公式サイト
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今週の大ヒット。。。
2010/02/13 Sat.
お伊勢さんの御利益か、
2月に入ってからおかげ様で急に多忙な日々、
公私ともに濃い時間を過ごしております。
まだまだ冬に逆戻りか、と思うほど寒いものの、
なぜか心は春の気配。
これが気力が充実する、ということなのかな。
この感覚は実は久しぶりなんですが(笑)
さて、最近のヒット、
前々回書いた京都の鍛金(たんきん)工房にて、
素敵なお鍋を購入してまいりました!

この画像だと、お皿のようにも、ボールのようにも見えますが、
正真正銘、茂作の銘の入ったお鍋。
早速、鶏の水炊きをしましたが、熱効率が良いというのか、
全体に均等にすぐに温まり、見た目にも美しい!
京都へは実は、メインはハイアットリージェンシーの、
ピーター・ラングナーさんの展示会の装花でした。
テーブルにはリクエストされたデザイン、日本水仙の香りでいっぱいに。

いけばなに大変興味をお持ちのピーターさんの、
「自然な感じ、枝葉のある感じ」「チューリップ」というリクエストで、
この高さ2.5メートルのアレンジを。
ノコギリ仕事は楽しいんです☆

ドレスはここではお見せできませんが、今回の新作も素晴らしかったです。。。
ピーター・ラングナーさんのサイトはこちら。
真冬並みの寒さでも、
活け込みの花たちは花盛り、
市場の枝物担当の方の一押し、素晴らしいサンシュユ。

そして特筆すべきは、椿、この、美しき花。

ご存知の通り、花が終わると咲いた花ごと落ち、
地面でしばらく咲く椿を「地椿」とも呼ぶ、
とても特徴のある花。

そんな特性から、美しく潔い最後を武士道にも例えたり、
また逆に忌み嫌ったり、という両極端な素材なので、
普段は花束にもアレンジにも活け込みにも、
ほとんどリクエストが無い限りは使用しないのですが、
今回は定期でお花を届けているお店からご要望があり、
アトリエで開花調整をしたおかげで、ゆっくりと鑑賞出来たのでした。
そうだった、私は椿の花が大好きでした。
一本から多種の色の花が咲く珍しい椿を見に、
奈良の白毫寺(びゃっこうじ)に行ったことも、
地椿の写真を撮りに、京都の三千院の奥まで行ったことも。
椿の話をするとここからビッシリ文字だらけになるので(笑)
また改めて、いつか。
ちなみに、良く似た山茶花(さざんか)との見分け方、
地面に落ちているのが花びらなら山茶花、花ごとなら椿、
他にもおしべに特徴があります。
そして!最近のヒットといえばこれ、「今度は愛妻家」。
お恥ずかしながら行定監督の作品はこれが初めてだったのですが、
人物の描き方、小物づかい、画面構成、言葉、風景、
これは多くを語れない作品なのでこれ以上は書けませんが、
手放しで絶賛。大絶賛!ぜひ、観てください。

さてそして、
何よりのヒットというか嬉しかったことは、
皆さんに、誕生日を祝っていただいたことです。
優しく、温かい言葉の数々、本当にありがとうございました。
言葉というのは、何かを伝えるのに長い文で説明するのは簡単で、
逆に短くするのは、エッセンスを抽出する作業になるので、
大変難しい、と聞いたことがあります。
でも、いただいた言葉はどれも、そのエッセンスだけが文字になっていて、
読むと心に鐘の音が鮮やかに響くようでした。
年を追うごとに言葉の持つ力、奥行、表情などをより感じられるなんて、
これは年齢を重ねる楽しさの一つだと、また噛みしめた次第。。。
そして、心のこもったプレゼント、
丁寧に時間をかけて手作りされたもの、
また、お店で選んでくださった時間も、全て愛おしく。
この世に生を受けてから○○年(笑)も経ちまして、
私はたくさんの人に支えられ、
昨年よりも更に幸せに、強く、深く生きております。
ええ、なんと、ウンテイも出来るようになりました。
皆様にも、両親にも、感謝。
プレゼント自慢がハシタナイことだと分かりつつ、
嬉しさのあまり、一部アップしてしまいます☆





じい~ん・・・
すっかり、元気100倍、
明日はまた「女子力アップのピンクのアレンジ」のレッスンです。
春のお花満載、今月のレッスンはピンク一色で行きます!

あ!生け花の、さわやかな若き家元様にお会いしたことも特筆すべき出来事でした・・・・・amica公式サイト
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日本一のパワースポット
2010/02/04 Thu.
先日、
タイトルのこの言葉をネットでチラリとつぶやいた途端、
色々な方から即座にコメントがありました。
「今年は井戸が話題になってますね!」
「今年は特にすごいんでしょ?」
「で、どこに?!」
などなど、
パワースポットはいまや相当な関心事なのだなと。
不思議な夜霧に包まれた翌朝、
午前に仕事を済ませたあと、
一路、名神高速へ。そして、新名神に。
途中、トンネルを抜けたら雪景色!

雪景色は大好きだし、
スキーに行ってた頃はチェーン付けたり平気だったけれど、
いやいや、何の準備もしていない。。。
ギアをセカンドに落としてエンジンブレーキで規制の50キロに。
路面が凍ってないかヒヤヒヤしながら、
運転席からパチリ。←良い子はマネしないでね
三重県に入る頃には雪は雨に。
この日は小説「華麗なる一族」の舞台にもなったホテルで宿泊。
地元には伊勢エビや松坂牛、黒アワビなど、美味しい物が満載。。。

翌朝、快晴。
真珠の養殖の湾を見渡し、朝食を。

さてパワースポット、
私が行って参りましたのは、ここ、
「伊勢神宮」。

年始のふとした会話から、
ここのことが気になり、ただ直観的に単純に「行きたい」と。
そういうときというのはその場所から呼ばれてるらしく、
強い引力で引き寄せられる気がしました。
気のせいか、
行くと決めてから良い話が色々と舞い込む。
早くもパワーをいただいているのかしら、と思うほど。
さてお伊勢さん、まずは外宮(豊受大神宮)から。
雨上がりの、朝日のせいか、澄んだ空気にも神々しさが。
途中、雉鳩や神馬に出会いながら、黒い砂利を踏みしめて進む。

撮影できるところは限られているのですが、
それもこの「唯一神明造」という弥生時代からの建造物を守るため。
このような建物は見たことがない、、、。

20年ごとに全てを新しく建て替え、数百点の御装束なども新調し、
ご神体を遷す「式年遷宮(しきねんせんぐう)」、
1300年も続くこの類まれなお祭りに驚きながら、
だからこそ守られてきたこの建造物や様式の美しさに、
しばし見入って動けずにおりました。
そして内宮(皇大神宮)へ。
国家の最高神が祭られているところだけに、
毎年首相や党幹部も訪れる場所。

宇治橋に踏み入れただけで俗世界とは違った空気、
風格ある大きな橋の風景にも、山の景色にも、
上の画像のような、素晴らしく手入れがなされた庭園にも、
静かな祈りの気配と日本古来の美しさや力強さが充満していて、
早くも私の涙腺は決壊して、熱いものがこみあげていました。
五十鈴川の御手洗場(みたらし)では、
おそらくほとんどの人が見逃してしまうところに美しい鯉が隠れていて、
しばらく待っていると金色の大きな鯉が姿を現してくれました。

この荘厳な場所で祈ることは、
家族始め、私の知る色々な人達の安寧。
たくさんの人の御顔が浮かびました。
確かに、神様がいらっしゃるなあ、と、強く感じながら。
次の式年遷宮は平成25年、2013年。
様々な祭事が行われるようで、今から楽しみです。
帰りには庶民的活気で溢れる「おかげ横丁」へ。
いや、本当に、すごい人。平日なのに。。。

三重県、目立つイメージないけれど、アツいところです。
お伊勢さんで年間一体どのくらいの人が三重県に?
上で書いたような特産品もあり、真珠の産地でもあり、伊賀忍者の里でもあり、
そして、鈴鹿サーキットもあり、日の出スポットの夫婦岩もあり、などなど。
三重県の奥深さも面白かったし、
そしてやっぱり、伊勢神宮のパワーの大きさには圧倒されました。
また是非、行きたい。
伊勢神宮Wikipediaはこちら
公式写真集 伊勢神話はこちら
若い人も多かった伊勢神宮。春や新緑の頃も素敵だと思います・・・・・amica公式サイト
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