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amicaの色いろ che colore...?  

芦屋のフラワーアトリエamica flowersの日々。

Category: 花のシゴト

ryu kubotaさんデモ in 広島、京都婚礼、そしてレッスンの一週間。 

2009/08/31 Mon.

 
今回は長めのタイトルそのままに、
濃い一週間になりまして、
なかなかブログもアップできず、
書くことだけがどんどん溜まる、という、、

そんな中、
おそるおそる「元気なんですか?」というメールをいただいたりして、
ご心配をおかけしました。

もちろん、元気に過ごしてました☆


8月23日は広島へ。
パリのryukubotaさんのデモンストレーションを見に。
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パリの潮流が垣間見えたり、
またはちょっとした素材の扱いにアイデアがあったり、
そして共通の、花への思いに深くうなづいたりしながら、
次々に生まれていく作品を堪能しました。
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途中、面白い企画の掛け合いデモがありました。
ryuさんと、今回の主催のドゥジエムの山村さんが、
一つの作品に対して交互に花材を挿して、仕上げていく、というもの。
それも、出来るだけ相手が次に入れにくいように、かつ、挿した花材の理由を説明しながら。
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なお、この模様はこちらのブログで新鮮な視線で、
的確に、美しい日本語で書かれておりますのでぜひご覧ください。
Sunari 寺本紫織さんのブログ。

デモはお二人で掛け合い、
どんどんとひっきりなしに作品が生み出される。
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キャリア的にも、年齢的にも近いお二人、
まあ、おおざっぱに言えば私もそれに近く、
作品の素晴らしさもさることながら、
お二人の表情に、花に対する厳しさや喜びや気概や愛情や、
もう色んなものがギューーッと詰まっていて、

私はそれを見ているうちに、すごく元気になりました。
「花」は、やっぱり、いい、、。

ryuさんの奥様や可愛らしいお嬢ちゃん(3か月)にも会えたし、
お土産にryuさん作のブーケもいただいたりして、
そして、憧れの青木園芸さんにもお会いできて、
大満足のまま、ほぼ最終の新幹線に飛び乗り帰路へ。
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プチ宴会の日曜日を過ごし、
月曜は早朝から仕入れ。

この日は京都のハイアットリージェンシーホテルでの婚礼があり、
白いダリアの特大ブーケをリクエストされていました。

とはいえ、この週はかなり気温が高く、前の週末の金曜入荷ではダリアは心配だったので、
この朝入荷のダリアで組むことに。
リボンの先にはイヤリングと合わせたスワロフスキーのビーズを。
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お色直しにはアイボリーからスモーキーピンクのバラのブーケ。
これもこの朝に入荷したてのピチピチなバラを何種類か。
イヴ・ミオラの絶妙な色、想像以上のアジサイの色合い、
私はつくづく、花の神様に守られているなと感謝。。。
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京都を後にして、仕入れの続き、
今度は夕方からの「ウェディングブーケレッスン」他、計3講座の花材を。

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木曜はまた京都へ、
10月の婚礼の打ち合わせ。
10月10日、久し振りの3K揃い踏みが今から楽しみです。

金曜は定期の生け込み。
そろそろ秋の気配も取り入れつつ。
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土曜日はレッスン。
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そんなこんなで一週間が過ぎました。
夏の疲れも含め、少しバテ気味だったことは事実。。。
途中、マッサージに行ったり、こんなののお世話になったり、
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この一週間には宴会が3回もあったこともあり(笑)
某文芸賞の受賞小説(ぶあっついの)を読んだり、

そしてもちろん、選挙結果も気になるし。


そんな、濃い、そして、とても幸せな一週間。
夏バテしてる場合ではありません。。。



次回こそはアトリエや芦屋のイベントのお知らせです。・・・・・・・・・・amica公式サイト
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Category: アート

Niccolo Paganini (ニコロ・パガニーニ) 

2009/08/19 Wed.

 
子どものころの夏休みには必ず、
「自由研究」とかいうやっかいな宿題があって、

毎年何も思いつかないまま8月の終わりを迎えていたのは私だけでしょうか。



さて今年の夏は神尾真由子さんのこれを聴いて以来ヴァイオリンにハマっておりまして、
実家のヴァイオリン・コンチェルトなどを改めて聴いたりしています。
ソロを弾く演奏家によってこれほど見える風景が変わるのかと驚きつつ。。。


今回のこの、無伴奏のパガニーニの奇想曲(カプリース)。


神尾さんの情熱的演奏の素晴らしさもさることながら、
この、ありとあらゆるヴァイオリンの超絶的な技巧を織り込んだ24の楽曲、
驚きと共に聴いているうちに、独特のきらめきと不思議な美しさに虜になり、
この旋律を作ったニコロ・パガニーニという人について、
知らないうちに「自由研究」しておりました。

まずはその姿、ドラクロアの絵画にも描かれています。
CIMG0718DracroxPaganini.jpg

パガニーニ(1782~1840)は天才的なヴァイオリニスト・作曲家で、
彼の曲の演奏には超絶的な技巧を必要とすることは良く知られています。
そのテクニックがあまりに超人的だったことと、特異な外見から、
悪魔に魂を売り渡してその技巧を手に入れたのだろう、とも囁かれたと言います。
ただそれは彼が「マルファン症候群」という遺伝的な病気の持ち主であったことと関係していて、
非常に背が高く、指が蜘蛛のように長かったことで人並みはずれた演奏が可能だったようです。
(ちなみにラフマニノフも同じ「マルファン症候群」だったそうです)


彼の演奏会は常に超満員、あまりの素晴らしさに失神する観客もいたとのこと。

彼の出現の前と後では、
その時代の音楽の常識が全く劇的に変化したそうです。
ベートーヴェン、ショパン、シューベルト、シューマン、ブラームス、ラフマニノフなど、
著名な音楽家も彼に影響を受けたそうで、
その熱狂的ファンの一人、フランツ・リストは「ラ・カンパネラ」というピアノ曲を、
パガニーニのヴァイオリン曲を元に編曲したそうです。

ということは、
私はずいぶん前から「ラ・カンパネラ」という曲に心魅かれていたので、
そのころからパガニーニの旋律に魅せられていた、というわけなのでした。




この短い動画の中で、
Caprice No.24を Alexander Markov(アレクサンダー・マルコフ)が、
Concerto No.2,Campanella を Ivry Gitlis(イヴリー・ギトリス)が、
Variations on God Save The King(英国国歌)を Ruggiero Ricci(ルッジェーロ・リッチ)が
演奏しています。
最後の国家はまさに「パガニーニ風」で興味深いですね。


「ラ・カンパネラ」といえばこの方、イングリット・フジ子・へミングさん。
この方の人生が、この曲に織り込まれているように私には聴こえます。




一人の人物の登場で、
様々なことが飛躍的に進化発展を遂げること、


今の世の中、特に政治の世界にそんなドラマがあると良いですね。




なんとなく、大勝だけは避けたほうが良いのでは、と動物的勘で思う・・・・・・・・・・amica公式サイト

 

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Category: コレおすすめ

蓮とIQ 

2009/08/12 Wed.

 
お盆です。
いかがお過ごしでしょうか?

お休みの方も、そうでない方も、
この季節ならではのお花、蓮(ハス、英名Lotus)の画像でしばし清廉なお心でお過ごしください。


ずいぶん昔に、蓮池でカメラを構えてポストカードを作って以来、
蓮の花が大好きで大好きで。


今回はなんとレッスンで使用して「トロピカルアレンジ」を作っていただいたり、
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咲いてくる姿に感激したり、
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花びらの質感にもうっとりしたり、
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一方、花のあとに出来る蓮台(れんだい)を、
お供えやこの季節のアレンジに使用したり。
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真夜中に、乾き始めた蓮台を発見して震え上がったり!
怖すぎるぅ・・・?!
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・・・と、さまざまに楽しみ、今年の蓮を満喫しております。


さて夏休みといえば、案外時間を持て余したり、という方もいらっしゃるのでは?

その証拠に、
CMではなぜか海老蔵様が「TSUTAYAのネットレンタル~!」とか言ってますし、
なんとなく退屈する時間があるのでは?
(というか、海老様、軽すぎる?)


そんなときにはぜひコレ。
IQテストです。
http://free.intershop.it/iqtest/freeiqtest.asp

時間制限はあまり無いようなので、
存分に頭ひねって答えてみてください。

ちなみに、私のIQは、、、これはまた最後に(笑)。



ところで、人生初めて購入したレコード(またはCD、テープ?など)はなんでしょうか?

ある方は松田聖子、ある方はABBA、ある方はショパン、
それぞれにその方のルーツやお人柄が見えて楽しいものです。

ちなみに私はカーペンターズの「Made in America」でした。
今と違って大きなジャケットのレコードには、自分で買うドキドキ感と重みがありました。
初めての1枚、案外、長年経っても覚えてるもんですね。




夏休みにそんなレコードやCDをゆっくり聴き直すのもよろしいかと。

どうぞ良いお盆をお過ごしください。





さて、私のテスト結果は、、、IQ123でした。(フツー、、?笑)・・・・・・・amica公式サイト


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Category: 花のシゴト

暑中お見舞い申し上げます。(追記あり) 

2009/08/07 Fri.

 
前回、

梅雨が明けたらすぐ夏が終わるのでは、なんて書いたからでもないのでしょうが、

「これでもか!」というくらいの暑さに拍手を送りたい今日この頃。

皆様いかがお過ごしでしょうか?


別段忙しいとも思わないのですが、

一週間に既に京都へ3回、
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あるときは京都で一番好きなホテルのハイアットリージェンシーへ、
世界一美しいウェディングドレスを作るピーター・ラングナー氏の展示会に、お花のお届けに。
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ある時は情念のブーケ?を届けに。
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そしてある日は打合せと、ランチ。
四条烏丸のイタリアン、サンタマリア・ノヴェッラ・ティサネリーアにて。
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レッスンもあり、
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ジョセフィーヌというクレマチスにうっとりしたり、
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さすがに、汗をかかないと言われている私も、
この蒸し暑さには笑ってしまいそうになりつつ、
涼しい顔して過ごしております。



既に絶好調にこの夏を過ごしていますが、
ピチピチのつるむらさきを使ってパスタ料理をしたり、
今夜などはうなぎもいただき、

気力充実の夏!を満喫しております。



だから、でもないのでしょうが、
今日初めて「インナースキャン」というもので体脂肪やら骨密度やら、
見えないものを、そして何年かぶりに体重も測りましたところ、

標準的で健康体、

そして、体内年齢は、




答えは最後に(笑)



そういえば最近、とても感動した音楽、
バイオリニストの神尾真由子さん。
公式ファンサイト

2007年、4年に1度開催される若手演奏家の登竜門である、
チャイコフスキー国際コンクール第13回大会のヴァイオリン部門で優勝。
(日本人女性がヴァイオリン部門で優勝したのは1990年の諏訪内晶子以来2人目)

そのときの演奏、スタンディングオべーションの嵐だったそうです。
この曲は何度も聴いたことがあるはずなのに、
これほど感動的でドラマティックな楽曲だったと初めて気づきました。



徹子の部屋では難解なパガニーニを。
この神技、言葉では言い尽くせません。


徹子さんにも全く臆するどころか、完全に「食ってる」(笑)感じの大物ぶり。。。

この曲を含め、パガニーニの難解なヴァイオリン曲を24曲全て、
超絶テクニックを駆使しながらさらりと、かつ熱情たっぷりに、官能的に聴かせてくれます。
歴史に残る1枚になる予感!



11月に全国ツアーをするそうで、今から楽しみです。
4歳の彼女にバイオリンを持たせたご両親と、
アントニオ・ストラディヴァリウスを送ったサントリー株式会社に感謝。



ところで体内年齢、正解は26歳でした☆・・・・・・・・amica公式サイト





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2009-08