amicaの色いろ che colore...?  

芦屋のフラワーアトリエamica flowersの日々。

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Category: 花のシゴト

初夏の芳香 

2009/05/28 Thu.

 
5月も今週で終わり。
路地ではアジサイが少しずつ咲き始めています。


やっぱりなんとなく例年より季節が早い気がしていますが、
さすがにクチナシのつぼみはまだ固く、
湿度温度とも高い、むうっとした日に甘い香りと共に開花するようです。


香りには敏感な私、
以前にも書きましたが、自分らしい香り、に興味を持っていました。
そして、フレグランスに詳しい方々のご意見を伺ったり、
色々なフレグランスを試したりしておりました。
それにしても、フレグランスのコーディネイターって、、、どこにいるんだろう?


私はフローリストなので、
全くの直観ではありますが、
それぞれの方に合うお花をセレクトさせていただくことがあります。

同じように、
ファッションのプロは洋服を、靴のプロはその人の足に合う靴を、
メイクさんは肌作りとメイクを、ヘアスタイリストは髪型の提案を、などなど、、、

なのに、フレグランスのスタイリスト、という人は一般的には見つけにくいもので。
もちろん、自分なりの香りを探す楽しみ、というものもあるのでしょうが。


で、先日、とあるフレグランス通の方に、
私に似合う香りを、直観&即答で選んでいただきました。

その名前は耳にしたことはあったのですが、
知識としては全くの白紙状態。

ネットで香りの印象など予備知識を得る前に、
まっさらな状態で、まずは実際にその香りを体験しよう、と思い、ブティックへ。

初めに、ボトルのデザインに新鮮な驚きを感じました。
装飾的ではない、とてもシックな、石のような質感の、深いブルーのボトル。

09may 176

子どものころに海で拾った、
小さな丸いガラスのような、不思議な手触り。


一吹きして、

思わず、



にやり、と。


気持ちに馴染むような、安心感を覚える香り。
今の自分に、これほどぴったりな香りを選んでもらえるなんて!
完全に降参、、、。 嬉しすぎます。


あとで知った、その調香内容。
香りに詳しい方なら想像していただけるでしょうか、
というか、このフレグランス自体が分かりますよね?

【トップ】ネロリ・ローズ・コリアンダー
【ミドル】アイリス
【ラスト】アンブレットシード・バーボンバニラ


某クチコミサイトでのコメントでは、

甘すぎずキリリとした、媚びない香り。
でもすごく大人っぽく女性的。
楚々とした中に色気のある雰囲気。



などと書かれております。




この香りを嗅いで、
ふと、早朝の大田神社を思い浮かべました。
ロマンティックな歌にも詠まれています。
大田神社の写真が素晴らしいサイト


あやめ、菖蒲、杜若(かきつばた)など、
なかなか商品としても、レッスンにも使用しない素材ですが、
自然の中で是非ご覧になってください。
今年の花は、今年しか咲きません。

大田神社の杜若はもう見ごろを過ぎてしまいましたが、
これからの季節は関西では三田の永沢寺など、菖蒲が見ごろになります。
花菖蒲の名所を紹介するサイト


来週からは、はや6月、ですね。

そろそろ、芦屋川では蛍の知らせも届き始めます。
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20090528ddlk28040440000c.html


蛍といい、花菖蒲といい、

儚げながら、情緒的に味わい深い季節、

今年の蛍、今年の花、


そして、今年の香り、



存分に楽しんで、日々心豊かに過ごしたいですね。



フレグランス名人様、ありがとうございます(笑)・・・・・・・・・・amica公式サイト 
 
 
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Category: 思うこと

声の風情 

2009/05/25 Mon.

 
今朝は肌寒い曇り空の下、
平常通りに学校が再開したこともあり、
ウチの周りではいつもの音風景が広がっていました。

昼になって夏のような眩しい陽射し、

それでも日陰はひんやりと爽やかな風、

これは、まるで、プロヴァンス、、、!

一年でもあまり出会えないような、大好きな空気感。



さて、引き続き「芍薬の季節」が続いています。
今日の芍薬はレッド。

09may 160a

前回の白い芍薬が、
きめ細かな肌の、所作の美しい女性、を思い浮かべるとすると、

このレッドはなんとなく、
長い黒髪の、目の印象の強い、手の温かい人、そんなイメージでしょうか。

芍薬の風情が年々、深く感じられる、そんなお年頃(笑)



そんな年頃になって、
花はもちろん、人の持つ風情というものが少しずつ感じられるようになりました。
それは女性、男性とも、仕草や立ち居振る舞いを始め、
案外、「声」や「言葉」や「話し方」にも顕著に表れるもの。


さて、TVの中では「若手芸人の戦国時代」と言われているせいか、
連日、いかに声を張って目立つか笑わせるかが競われ、
ついついそんなハリのある声に釣られることもあるのですが、

images1.jpg
images3.jpg

あ、芸人だけではないけど、この人も(笑)
images.jpg

ただ、張ったような大声ばかりが氾濫すると慣れてしまい、逆に、
CMではひところ「ささやき声」が効果的に使われて、
見る人の注意を引きつけていました。


そんな反則技?とも言えることを地でなさっているのが、
この方、姜尚中(カン サンジュン)さん。
photo01.jpg
(画像はNHK「日曜美術館」より)

討論番組でどれだけアツく他の人が語ろうとも、
姜さんだけは声のトーンも、話す速さも変わらない。
周りがどれだけその音感で拍子抜けしようとも、
言葉に力があるので聴き入ってしまう。

そんな、上品な風情がとっても気になる姜さんですが、
「日曜美術館」は特に見逃せません。

というのも、その日のテーマやアーティストに則した装花が見られるのです。
日曜美術館のHP
「今週のお花」



活けてらっしゃるのは加藤 淳さん。
画家をテーマにアレンジする、
さぞやエネルギーの要ることだろうと思いますが、
作る楽しさや喜びも漲っていると思います。

そういえば、私も以前、
アンリ・マチスを題材にしたレッスンを2度ほど企画したことがありましたが、
nakao0509.jpg
matisse-1.jpg


また、この夏か、秋か、
ちょっと構想を練ってみようかな。


ニースのマチス美術館に、また行きたい。。。





好きな声って、どんな声?・・・・・・・・・・・amica公式サイト


 

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Category: 花のシゴト

芍薬の女王 

2009/05/20 Wed.

 
最近、幼稚園から一緒という、
古い友人たちとウン年?ぶりに会い、懐かしいことを色々と思い出しました。
 

中学2年のときの担任の桑原先生、
配布物などに必ず、トレードマークのように、自筆でカニの絵と、
彼の座右の銘だろうと思われる「継続は力なり」と書いておられたことを思い出しました。

物事を長く続けるのが苦手だった私は、
その言葉が重くて重くて、正直、カニの絵と共に見るたびにどんよりしておりました。

もちろん、続けることの大切さも分かるけれど、
続いていたのは、たぶん、休み時間のトランプくらいでしょうか(笑)
(桑原先生、ごめんなさい・・・!)


そんな私ですが、
この仕事を始めて、この4月に16年目を迎えました。

始めたころは自分探しも含め、手探り状態でしたが、
この天職を与えてくれた何か大きな力には、
感謝したい、と思う今日この頃。



お花屋さんを始める人、自宅でレッスンをスタートする人、

始めることのパワーもさることながら、
それを持続していくことの重みを知ったときに、
また一つ、大きな山を越えるのだと痛感しています。


お花が好き、で、始める人が多い仕事ですが、
お商売となると、または忙しくなったりすると、
好きだったはずの花たちが「モノ」になっていくことがあるようです。

大切に1本だけ買って飾っていた気持ち、

それが「ねばならぬ」に押されて消えていくのかもしれません。



さて、普段はオーダーいただいた商品のための仕入れをしていますが、

先日、久し振りに自分のために購入したものがありました。

女王の風格を漂わせる、この芍薬です。

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少し前の回に書きましたが、
芍薬は時期をずらして様々な品種が登場します。
中盤を過ぎたころにようやく会える、この芍薬、

甘く切ない香りを放ちながら、
日々刻々と、別の表情を見せてくれます。

ようやく咲いた、と思ってからも、
潤いを帯びた薄い花びらが次々と新たに生まれ、
光の中で融けそうになりながら、静かに命を滾らせていくのです。


わずか10本だというのに、
私の目の前だけで咲くのにはもったいないほど、
神々しく、清潔で、濃密で。

これは、ここだけで咲かすわけにはいかない、

そう思い、見ごろを迎えそうなこの花たちを数本、
新緑の伊予水木と共に、
近くにお住まいの、いつもお世話になっている方へお届けしました。

そして、大きな安堵を感じました。
良かった、花たちを、さまざまな人に見てもらえる。

お届けした方々からは、
ご自宅に飾られたところを写メールでいただいたり、
感動のお声をいただきました。



この芍薬の品種名は、
あえて内緒にしておきます。
ネットというのは思ってもみないところで影響があったりするので。


どうしても購入したい、という方は、
ご相談くださいませ。
10本より、販売致します。
今年はいつ頃まで入荷があるか分かりませんが。。。


これほどの素晴らしい花に出会える、
この仕事は絶対に、辞められません、


というわけで、桑原先生、

私はこれからもずっと、ずっと、この仕事、続けていきますヨ☆



今夜もほのかに甘く香っています・・・・・・・・・・amica公式サイト






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2009年、母の日。 

2009/05/14 Thu.

 
一年のうちでも1,2を争う大きなヤマ場、、、

母の日が終わりました。

今後への反省点も噛みしめつつ、

それでも大事に至るような荷物事故もなく、

概ね、無事に終わりました。

オーダーいただいた皆様、ありがとうございました。


09may 029
写真は母の日ウィークに咲いた赤い時計草。


今年の母の日は、

去年のような「プチ出店」もせずに、

とにかく、いただくオーダーと、婚礼のお花を万全に、という体制で。


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帝国ホテルにて挙式のお客様、
リースの中にはカリグラフィーで書かれたウェルカムボード・・・直径約50センチ。
審美眼の素晴らしい、そして、とても美しい花嫁さんでした。
たくさんおしゃべり出来て楽しかったです。



今年の、母の日。。。
お商売としては、この「母の日」という一大イベントにおいて、
オーダーを何かしら「取りに行く」という攻めの気持ちが必要なのかもしれませんが、

どうしても、そういう気持ちになれず、
表面的には「守り」の体制だったかもしれません。


それが良いのか、悪いのか、ただ、それがウチのスタイルだなと、

そんな風に思っていたときに、
リスペクトする京都のお花屋さんのN氏と市場で会い、こんな話を聞く。


「ウチは特に一年通してイベント事に力を入れたりはしない。
 普段通り、イベントとか、ブームとか、関係なくしっかりやらんと、と思ってる。
 高いカーネーションを一生懸命買うのも何やし、
 母の日は6時にはご飯食べてるわ(笑)」



あああ、この一本の芯の通った考え方、本当にイサギヨイな、とシビレる。

この人はまた、企業相手の仕事にはあまり積極的ではない。
個人相手よりも動く金額は大きいけれど、流動的で変わり身が早いから。
それよりは、個人のお客さんを大事にしていくことが大切だと。

お店のオーナーさん、それぞれに考え方があって、それぞれにアツい。


そういう私も、
ヘルプに来てくれた裕子さんに、
「お花を贈る」ということについて、
それを「担う」ということについて、熱弁を。。。
そこから、裕子さんの仕事にピシっと筋が通り、
すべての仕上がりに歴然とした差が出た。



amicaの母の日。

ほとんどのお客様が以前から様々なつながりのある方々。

ウェディングブーケをお作りして以降、ずっとお付き合いのある方、

amica発足当時からの顧客様、

以前お花を贈られて、今度は贈る側になられた方、

パンタイムのお姉さんたち、

そして、もちろん、レッスン生の皆様。。。



終わってみれば、

景気も、「守りの姿勢」も、カレンダーの並びも、

マイナスと思われる要因などが影響ないような、

予想を上回る、多くのオーダーをいただきました。


お手伝いいただいたユウコさん、タエコさん、ありがとう。 お疲れ様でした。



母の日明けたら様々なオーダーが。
レッスンも控えています。

が、
母の日だからと、しばらくメールなど控えてた皆様!

土色の顔をリセットしますので、

じゃんじゃん、お誘いヨロシクです~!(笑)



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来週はミントグリーンウィークです・・・・・・・amica公式サイト


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すずらんの日 

2009/05/01 Fri.

 
5月になりました。

5月1日、フランスではすずらん(ミュゲ)を大切な人に贈る、「ミュゲの日」です。

この日ばかりは業者さんの許可、無許可、関係なく街中で売っていて、
すずらんであふれんばかりになるのですが。

日本ではこの素敵な習慣が定着しないのは、
母の日の前だということ・・・お花屋さんが母の日準備で手一杯、
すずらんのデリケートさ・・・寒冷地での栽培が多いので、首都圏などの気温で蒸れやすい。

というわけで、すずらんはまだまだ、その性質通り、日陰で咲く可憐な花、
そのままの存在感なのです。



さて、ミュゲの日の、その数日前に、
amicaアトリエはすずらんの香りでいっぱいになりました。

 「すずらんをテーマにしたアレンジのレッスンを」

というご要望にお応えしたのです。

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数か月前から決まっていたこのレッスンに、
仕入れを万全に色々段取りをしておりました。

長野県からの出荷に代わって、
この日、初めて北海道から届いたすずらん。

今年は気温が低めのせいか、やや、、、短い。。。

短いものを生かす、そんなデザインを。。。
というわけで今回も知恵を絞り、感性をフル活動させ、
花器、その他の花材などを準備しました。

(このデザインはまだベールに包むために画像は小さめになっております)

レッスンをリクエストして下さったのは仲良しマダムの皆様。
会話を楽しみつつ、笑いも絶えない中、少しずつ作業が進められていきます。
「男性にこんな可愛いミニブーケ贈られたら、好きになっちゃう!」とか。(私も大賛成)

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曇り空のこの日、キャンドルがしっとりと映えました。

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ミュゲの日、
すずらんを贈ると、
贈られた人に幸運が訪れる、という、

そんな風に贈られたら、
すずらんの持つ清らかな香りが、
一層魅力的に感じられるだろうなあ、と。。。



お花を贈る、ということは、

そのまま、気持ちを贈るということでもあり、

相手を慮る(おもんばかる)ということでもあり、

そのお花の周りにはそれぞれの人の風景があり、


人と人をつなぐ役割を果たしたメッセンジャーとしてのお花も命を全うし、、、


そういう役割のものを日々制作しているということを、
改めて心に留めて、
来週の大きな山に向き合っていこう、と思った、


ミュゲの日でした。



母の日の贈り物、5月7日(木)の20時まで承っております・・・・・・・amica公式サイト

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2009-05

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