amicaの色いろ che colore...?
芦屋のフラワーアトリエamica flowersの日々。
Category: 思うこと
沈丁花
2009/02/24 Tue.
大好きな花、沈丁花が咲きました。

この花が香ると必ず、咲いている場所を見つけて立ち止まり、顔を近づけて、
またはときには手折って、その香りを胸いっぱいに吸い込みます。
清々しい、気持ちが改まるような香り。
2月末になると、空気に様々な花の香りが漂います。
黄色いスズランのようなヒイラギ南天、
厄除けの意味もあってとげのあるこの花木を玄関先に植えることが多いようです。
私が小さい頃に育った家にも、このヒイラギ南天が植わっていて、
だからか、この花の香りは懐かしさがこみあげてきます。
(画像は某サイトより)

この季節に咲く花の香り、
どことなく切ない気持ちになるのは私だけでしょうか。
まだまだひんやりとした空気の中で、
それでも凛と強く、肉厚な小さな花を咲かせ、
私はここにいます、と静かに主張するような香り。
香りと記憶は密接に関係しています。
2月はもしかしたら春を待ちながら過ごす、または色々な節目の、切ない季節かもしれません。
引っ越しで遠くに行ってしまった人、
何かがきっかけでもう会わなくなった人、
そして、本当に遠くへ逝ってしまった人、
この短い月には本当は色々なことがあって、
それでも逃げるように2月は過ぎていきます。
そんな寒くて切ない季節こそ、
頬寄せ合って温かく過ごしていきたいものです。

先月、苦楽園のフラワーズで聴いた、たなかりかさんの「By your side」、
元の曲はSade。 心に響く詩、素晴らしい曲、今のお気に入りです。
沈丁花が香ったら冬は終わり、春はもうすぐそこ、です・・・・・・・・・・amica公式サイト
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Category: 私のこと
それぞれの香りと色
2009/02/10 Tue.
今まであまり踏み込まなかったジャンル、
「フレグランス」。
数々のamicaガールズのみなさんが、
それぞれのいい香りを見つけているのに対して、
私は仕事がら普段は様々な花の香りに囲まれていることもあり、
ほとんどフレグランスを纏わずにきました。
が、先月ふと、
とある方のお話でゲランの「サムサラ」という香水のことを知り、
興味を持って芦屋大丸のゲランコーナーへ。
名香といわれるだけあって素晴らしい香り、
香水苦手な私もシュッと一吹きしてみる。

この香りをご存知な方も多いと思うけれど、
一般的には40代後半~というイメージの、
高貴な、落ち着いた大人の女性、という印象。
調香は、天然香料にこだわりを持つジャン・ポール・ゲラン氏。
常に世界中の良質な香りを求めて旅をしているそうで、
ゲランのためのジャスミン栽培が行われている農地もあり、質も量も世界規模。
サムサラはまだまだ自分には早い、というか、キャラクター自体が違う???
と思いながらも過ごしていると、
不思議なことに、自分の中の、今まであまり意識されなかった部分が浮き彫りになる。
それが何か、はここで書かずにおきますが(笑)、
これほど香りで意識が変わるのか、と、それに驚いたわけです。
こうなると、では一体、自分の香りってどんなだろう、と。
そして、仕事以外の自分の時間、そのための香りが欲しくなる。
それからは時間を見つけてはフレグランスのコーナーに立ち寄ってムエットをもらったり、
いろいろな情報を収集して、更に興味を持つことに。
で!
めでたく自分のお気に入りを見つけました。
やはりそのフレグランス、イメージカラーは私の大好きな「アメジスト色」。
香りと、香水瓶のデザインと色、
それらのイメージが一体となって、さらにその香りの世界が豊かになる。
これからは仕事以外の時間にその香りを纏い、
自分の新たなスイッチをオンにして、リラックスした時間を過ごしたいと思います。
その香りが何か、を知りたい方は、私をプライベートな遊びに誘ってみてください(笑)
さて、ひとそれぞれ、イメージされる香りがあるように、
その人の雰囲気を表す色合いがある、と私は思います。
それを私は勝手にパーソナルカラーだ、ということにして、
今まで何度かレッスンでも取り入れてきました。
生徒さんそれぞれに合わせて、私が色をイメージしてお花を選ぶ。
なので、完成した作品はそれぞれ違った色合いになるわけです。





3月に、このレッスン企画を2年ぶりに行います。
結構、仕入が大変なのですが、、、
それぞれの方のお顔を思い浮かべながら、
春のお花満載で、春の香りいっぱいの中、お待ちしております。
3月2日(月) 本町教室 18:00~ 残席わずか
3日(火) 芦屋教室 14:00~
7日(土) 芦屋教室 14:00~
私の選んだフレグランスのコピー、「つけた瞬間、まさに恋に落ちるような香水」、だって。・・・・・amica公式サイト
Category: 私のこと
カングーと、花たちと、音楽と、
2009/02/06 Fri.
この仕事をしていて楽しいのは、
もちろん素敵な花に出会えたとき、
お客さんに喜んでいただいたとき、
そして、手塩にかけて育て上げられた花たちが生き生きと咲いているとき、
良い仲間に出会えたときなど、書ききれないほどありますが、
それに加え、「運転が楽しいとき」、もその一つかもしれません。
花を生業にすると、運転も仕事のうち。
とにかく毎日、西へ東へ、仕入れたりお届けしたり、レッスンしたり、
快調なカングーで走る、走る。
そんなドライブのお伴に欠かせないのが音楽。
お気に入りのCDをたくさん積んで、というのも良いけれど、
私はほとんどFMを流している。
ふとした瞬間に、なんともいえない曲が流れる、
その出会いを、その意外性を、楽しみにしているから。
主にFM-COCOLO、FM802、そしてNHK-FM。
ヒット曲が多い802よりも、COCOLOのほうが私好みの渋めな選曲。
そして、意外な曲が真面目に聴けるNHK。
そういえば昨年5月、
これ以上ないくらいにカングーにパンパンにお花を積んで本町教室へ向かっていたとき、
NHK-FMで菅原文太の「一番星ブルース」が流れた。
ズバリ、「トラック野郎」です(笑)
30数名分のレッスンを前に緊張していた私でしたが、すっかり一番星桃次郎の気分で会場入り(嘘)
今日は開店お祝いのお花の数々を届けたあとに打ち合わせもあり。
帰りに運転しながら色々なことを考える。
ふと、
「あの人は、良い友人なんだな、、、」と。
そんな答えが出たとき、
静かに流れてきたのはこの曲。。。
この人のためなら、どんなときでも駆けつける、
そう思える人がいることの幸せ。
最近気になっていて発売になったら買おうと思っているのがマデリン・ペルー。
21世紀のビリー・ホリデイという呼び名がふさわしい、魅力的な声。
COCOLOで今月の一押しソングになっていた。
シングルカットされた「インステッド」は前向きになれるやわらかい曲。
不愉快になるよりも、行き先があることを喜びましょう
悲しむよりも、独りぼっちじゃないことに満足しましょう
落ち込むよりも、愛しいすべてを思い出して高揚しましょう
時間を無駄にするよりも、自分が夢見ていることを肯定しましょう
明日はまたたっぷりな仕入れがある金曜日。
鉢巻締めて、一番星気分で行ってきます!
次回はバラの話か、香水のことか、とにかくレディーな雰囲気で(笑)・・・・・amica公式サイト
もちろん素敵な花に出会えたとき、
お客さんに喜んでいただいたとき、
そして、手塩にかけて育て上げられた花たちが生き生きと咲いているとき、
良い仲間に出会えたときなど、書ききれないほどありますが、
それに加え、「運転が楽しいとき」、もその一つかもしれません。
花を生業にすると、運転も仕事のうち。
とにかく毎日、西へ東へ、仕入れたりお届けしたり、レッスンしたり、
快調なカングーで走る、走る。
そんなドライブのお伴に欠かせないのが音楽。
お気に入りのCDをたくさん積んで、というのも良いけれど、
私はほとんどFMを流している。
ふとした瞬間に、なんともいえない曲が流れる、
その出会いを、その意外性を、楽しみにしているから。
主にFM-COCOLO、FM802、そしてNHK-FM。
ヒット曲が多い802よりも、COCOLOのほうが私好みの渋めな選曲。
そして、意外な曲が真面目に聴けるNHK。
そういえば昨年5月、
これ以上ないくらいにカングーにパンパンにお花を積んで本町教室へ向かっていたとき、
NHK-FMで菅原文太の「一番星ブルース」が流れた。
ズバリ、「トラック野郎」です(笑)
30数名分のレッスンを前に緊張していた私でしたが、すっかり一番星桃次郎の気分で会場入り(嘘)
今日は開店お祝いのお花の数々を届けたあとに打ち合わせもあり。
帰りに運転しながら色々なことを考える。
ふと、
「あの人は、良い友人なんだな、、、」と。
そんな答えが出たとき、
静かに流れてきたのはこの曲。。。
この人のためなら、どんなときでも駆けつける、
そう思える人がいることの幸せ。
最近気になっていて発売になったら買おうと思っているのがマデリン・ペルー。
21世紀のビリー・ホリデイという呼び名がふさわしい、魅力的な声。
COCOLOで今月の一押しソングになっていた。
シングルカットされた「インステッド」は前向きになれるやわらかい曲。
不愉快になるよりも、行き先があることを喜びましょう
悲しむよりも、独りぼっちじゃないことに満足しましょう
落ち込むよりも、愛しいすべてを思い出して高揚しましょう
時間を無駄にするよりも、自分が夢見ていることを肯定しましょう
明日はまたたっぷりな仕入れがある金曜日。
鉢巻締めて、一番星気分で行ってきます!
次回はバラの話か、香水のことか、とにかくレディーな雰囲気で(笑)・・・・・amica公式サイト
Category: 花のシゴト
2月
2009/02/02 Mon.
冷え込む朝、
カイロを貼って、
綿入りのジャケットを着て、ブーツを履き、
車を温めて、市場へ。
そういえば、昔、小学生のころには、
空き地に入ると「霜柱」でザクザクいったっけ、
今はそんな「土の空き地」もなければ、「霜柱」もない。
ああいう、身体で感じ取る季節の風情は年々少なくなって行くのかな、、。
外はまだ冬、
しかし花市場内はすっかり春一色。
チューリップや、ラナンキュラス、ヒヤシンス、水仙、スイトピーなどなど、
プリプリと元気いっぱいに咲き、甘い香りを漂わせている。
私の一番好きな季節かもしれない、
と、一年に何度もそう思ったりするけれど(笑)、
間違いなく、この香りに包まれていると、それだけで元気になる。
そんな2月。






先週から今週、
全国へ発送したたくさんの春のお花たちが、
色々な方々のところでみずみずしく咲き、
すがすがしい香りを放っていることでしょう。
みんな、それぞれが、命を謳歌できますように!
<おまけ画像>
そういえば前回アップしたサンシュユの生け込みの画像、
翌週には人々が集う空間でその命を謳歌していました。


・・それより霜柱って知らない人がほとんどだろうなあ。。。amica公式サイト
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