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amicaの色いろ che colore...?  

芦屋のフラワーアトリエamica flowersの日々。

Category: 花のシゴト

フレッシュクリスマスリース 

2007/11/27 Tue.

 
今週から始まりました、

フレッシュ、生の樹木を使用したクリスマスリース!
今年のデザインイメージは北欧。


早速26日は本町教室でのレッスンが終わりましたが、
いやあ~、かなりいい!
恥ずかしげもなく自分でそろえた素材の組み合わせに感激☆
それぞれ別のところからやってきた素材たち。。。

そして、
皆さんの作品の素晴らしさに感激。。。




今回の厳選素材の数々が、
もう本当に素晴らしく作品として生かされている。



実は、
クリスマスになるたびに思うことですが、
定番選手のモミ、ヒバ、ヒイラギなど、
同じものだけ、というのは・・・。

今年も11月中旬にはオレゴンからのモミが例年通り届き、
いつもの市場の風景になっていた。

でもでも、
毎年同じってなんとなく味気ないなあ、と。
そう思うのは私だけ???


そう思っていた頃、
神戸でコニファーを育てているIさんからメールが入る。

「良かったら色々サンプル送りますよ」と。


このIさん、
実は今年2月に私の出演したラジオ番組をお聞きになって、
メールを下さったお方。

コアなamica通の方ならご存知&そろそろお忘れかと思いますが、
そうです、ほんの10分くらい、ラジオでしゃべりました。
もう、このブログでは触れたくないくらいの(笑)

一瞬自分の声がオンエアされるの聞いて、

「これ、誰?!」 (震)


耳を疑うほどのニョロニョロトークに度肝を抜かれ、
回転数が合ってるのか?と(←この感覚こそアナログ世代)



しかし、そんな気を失うくらいのシャベリをお聞きになり、
ご連絡いただいたのがIさんなのでした。



いや、話が反れました、

そのIさんから今回、
ピチピチで素晴らしいコニファー「ブルーアイス」を300本。

届いた箱を開けるか開けないか、くらいのときから、
ふわーーーーーっとコニファー特有の癒しの香りが立ち込める。。。



厳選素材の2番目は「ギンドロ」

先月に某所でこの白い葉を見てからとりこになり、
是非リースの素材に使いたい、と。

取りつかれたように色々な市場の担当者さんに聞いてみる。
しかし花業界の長い大御所の皆様でさえ、軒並み「え?何それ?」と。

切花(というか切り枝)では流通していないようで、
意外や意外、全員が初耳・・・。

しかしそれを知らないとは言いたくない某大御所は、
「寿司のネタか、あ、それは中トロか、
 ガラスみたいに吹くやつか、あ、それはビードロか、
 (このノリがしばし続くので割愛)」


結局、最後の最後、
あの人なら何とかしてもらえるかも、という、
市場の中でも特別な存在感のKさんに勇気を持って聞いてみる。
ガーデンのお仕事をなさってるKさん、
さすがご存知で、独自ネットワークで特別手配してくださるとのこと!


厳選素材3つ目は「レモンマートル」
シトラス99%という、この木は香りの塊りのようなもの。
葉を少し爪でしごくとレモンの香りで一杯になる。
自然の香りってなんて素晴らしいんだろう。


厳選素材、最後を締めくくるのは「小山どんぐり」
小山ロールに対抗したワケではありません、ウチの庭の、てことです(笑)
輸入のものは過度に防虫処理されているものもあり、それなら、と収穫に向かう。
NAO氏、そしてウチの母も参加して、
どっさりと。
どんぐりって、なぜか童心に帰るから不思議。

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このどんぐりのために、
今回は電気ドリルを購入。
やっぱ、フローリストたるもの、ドリルは必須ですな。

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というわけで、
厳選素材を集め、
とても自然で優しいリースを作っていただきました。

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今週、まだまだレッスンがこれから、という方のために、
完成品はナイショにしておきます。



先週からずっとトップギアのamicaです。
このまま12月に突入です。



ニョロニョロトークで青ざめてみませんか(笑)・・・・・amica公式サイト
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Category: 花のシゴト

何はなくとも・・・ 

2007/11/21 Wed.

 
多忙ウォークの先週を無事終え、
次のレッスンの試作と材料集めに追われております。


プリザーブドのクリスマスリース、
今回は本当に反響が大きく、
新旧の生徒さんたち、本当にたくさんご参加いただきました。

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そして毎回アツい基礎コースでも美しい作品が次々と。

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また来週からリース講座は続きますが、
作品やレッスン風景などをこちらの「生徒さんの作品」でアップしております。
http://www.j-amica.com/school/index_school.html
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ご自宅でのウェブレッスンの方も、
プリザーブドならゆっくり空いた時間に製作していただけるので、
完成した方から少しずつ画像が送られてきます。
それに講評のメールを。ちょっぴり雑談も交えつつ。。。


さてそんな楽しいレッスンウィーク、
週末には京都での婚礼も入っておりました。

我々3Kが揃ってお世話になっていた方なので、
大喜びで集結しました!

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ウェディングブーケにはamicaオリジナル(正真正銘・・笑)のクリスタル付き、
和装のブーケには金の房付きで。

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お支度が終わってチャペルでの撮影。
元々本当に可愛らしい花嫁の由佳さんですが、
メイクさんの「神のメイク」(由佳さん談)が施され、
見ているこちらにまで幸せオーラが。

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カメラマンさん、続いてお庭へ。
秋の空気がいっぱいの朝、素晴らしい写真が次々と。

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お部屋でも窓辺で一枚。
自然の柔らかい光の中で。

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神のメイク、そして作りたてのブーケ、
それをきちんと写真に収めるカメラマン、
それが揃って結婚式当日は美しい形として残る。


重い機材を担いで、
タイトなスケジュールの中、
光の美しいところに花嫁さんを誘導して写真を撮ること、

これは案外、どんなカメラマンでもしている、というわけではない。
自然光のほとんど入らない会場もあり、
当日の進行に押し流されて「きちんとしたスナップ」を
残してもらえない花嫁さんの、なんと多いこと、、、。



お花も、花嫁さんも、
とにかく、


何はなくとも「自然光」。


写真でしか残せないものは、
ちゃんと柔らかい自然の光で撮りましょう☆


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可愛いポーズ発見! 私も今度小首をかしげてみようっと・・・・・amica公式サイト

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Category: 花のシゴト

大安吉日 

2007/11/12 Mon.

 
最近少し頭の中で整理の付かないことが続き、
ややどんよりしていた。


しかし、この日曜、
そんなどんより顔をかなぐり捨てて、

いざ、大阪市内の老舗名門ホテルへ。



この日は大安でご披露宴も多く、そこに七五三も多数、
ホテル内、写真室、とにかく賑わっていた。


この日の花嫁さん、
とても可愛らしい方で、
ほんわりとした優しい雰囲気と高貴さの漂う方。

この方に似合うお花として選んだバラ、

同じ品種でもどこの市場でリクエストしたほうがよい、とか、
まあ、シビアな情報をきちんと押さえつつ仕入れをする。

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挙式後の、ご披露宴入場までに少しだけお色直し、
ベールを外してティアラから生花のコサージュに。


先日のヘアメイクのリハーサルで、
当日さながらのイメージまできちんと仕上げて、
その写真を綺麗に印刷して下さったので、
今朝もそのヘアコサージュのイメージで製作。

なかなかシルクフラワー(造花)で付けるのと、
生花をヘアに飾るのでは、
経験者の方はお分かりかと思うけれど同じではないわけで。


美しく収まるために今回は、
数十本のバラの中から選抜した「使いやすい形のバラ」を選び、
史上最高に(大げさ?)バラの高さを出さないワイヤリングをし、
花と頭のフォルムが馴染みやすいように、
「それ用の素材」も追加して入れる。


そしたら、もう、

それはそれは可愛いコサージュに。

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どの角度から見ても美しい、
見ても見ても、いくら見ても見飽きない、

花嫁さんはこうでなくっちゃと。


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もっともっと、
今日のようなクオリティの高い花嫁さんをチームで仕上げ、

花嫁さんご本人はもちろんのこと、
関わった人たちが力を十二分に出し切って幸福感を得られるような、

そんな日々を送りたい、とシミジミ。



あ~、この仕事大好きだーーー☆

これからも人生かけて頑張ります。




さて、いよいよ明日からは
クリスマスリース(プリザーブド)のレッスンが怒涛のようにスタート!

週末にはもちろん婚礼も。

目が回らないよう、効率よく動けるよう、
そしてもちろん、皆さんによい作品を持って帰っていただけるよう、

ワタクシ全力でモリモリ食べて一週間頑張ります~。



皆様、レッスン会場にて!・・・・・amica公式サイト


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Category: 思うこと

礼節 

2007/11/08 Thu.

少し前にブームだった「品格」という言葉、
英語にはコレといって同義語がないそうで、

それは言葉のニュアンスそのまま、
日本ならではの奥深さの表れでもあるな、と。


 
最近、意識に浮かんだ「礼節」という言葉、

 礼儀、節度、
 社会生活の秩序を保つために必要とされる行動・作法。


礼儀や作法など、広い意味でのこれらは、
やはり親から子へ躾けとして、
バトンが渡されるものであろうと思うけれど、
その多岐に渡るきめ細かさは、
「これで全部」と掴みきれないところに難しさがある。



女性の場合は、母から娘へ。


とても個人的なことだけれど、
私の母は、母の母(祖母)が体が弱かったために、
親から渡されるべき礼儀、作法のバトンが充分ではなかったように思う。
そして、短いOL時代を経て早くに結婚、私たち三姉妹を育てた。


そうやってすぐに家庭に入った母からは、
正直、私もそれらを充分には習えなかった、と思っている。
それはコンプレックスというほどのものではないにしても、
なんとなくの焦りみたいなものとして、意識のどこかにしっかりとある。


だからと言って、
与えられなかったことをどうこう言うつもりは全くなく、
健康で、美味しいものをたくさん作ってくれて、
仲のよい三姉妹として懸命に育ててくれただけで、本当に、もう充分だと思う。


あとは日々、自分で身につけていけばよいことで。


ありがたいことに、
私の周りにはお手本となる人たちがたくさんいらっしゃるので、
良いなあ、素敵だなあ、美しいな、、と思うことはすぐに見習えば良い。

自分がされて不快なことは、反面教師として、
他の人にしないように心に留めておく。


ただ、失敗しなければ分からないこともあって、
マニュアルがあればどんなにラクかな、と思うこともあるけれど、
一つ一つ見つけながら自分に沁みこませていくのも、
なかなかオツだなあ~と。



礼儀という言葉には、

 敬意を表す作法

という意味もあるらしい。



人を敬い、大切に思って一つ一つ考えれば、
大きく外れることがないのかもしれない。


とはいえ、いい年してまだまだ知らないことだらけ。

日々、また勉強させていただきたいと思う。



写真は今日納品した「芦屋ぷりん とあっせ」さんのお花

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これからもゴシドウゴベンタツよろしくお願い致します・・・・・amica公式サイト

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Category: amicaのゆかいな仲間たち

amica文化祭 

2007/11/04 Sun.

 
11月3日、

おかげさまでamica文化祭?のワインパーティが無事終了いたしました。
お一人残念ながら風邪で欠席なさいましたが、
総勢16名、アツい宴となりました。

以前ブログで書いたワイン、
「ミュスカ」をみんなで開けよう!という、
芦屋アトリエでのパーティ、

どうせ美味しいワインなら大勢で、
ということで、芦屋教室の生徒さんを筆頭に、
amicaの歴史を通し、いつも助けてくださってる方々、
本町教室で古くから来てくださってる方、
そして一緒にイタリア語を習っていたマデパ仲間(笑)、など

今まで様々な形でご縁のつながった人たち、
そんな大好きな方々が一同に会してくださいました。

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で、きっかけとなった「ミュスカ」、
コレに合うお料理ということでワイン通のMゆかさんに相談、
すると自らキッシュを焼いてくださるとのこと!!!
そのお言葉に甘えて他のワインやチーズのコーディネイトもお願いする。

そしてお料理ならばあの方、と全面的に頼りにしているみちサンにも相談、
すると春巻きとレンコン鶏団子をお持ちくださるとのこと!!!


正直、お恥ずかしながら普段はグルメな話をしていても、
私に作れるのは平民の日常のフツウの限りなく変哲のないもの・・・・・、


まあしかし、そんな平民の日常の(あと省略)、そんな手料理を、
今回はアリとしてお出ししようと。
「これだけお料理上手ならいつでもお嫁に行けるね!」と、
言われたことが何度もあったにはあったけど。(それが何か?)


しかし、総勢17名分を段取りするとなると、
大皿、お鍋、調理器具などなど、足りないものだらけ。
コレでは満足なものができるわけもなく。
おまけに今使ってるコンロには「極弱火」というジャンルがない。
(と山盛り言い訳してみる)



で、今回のメニュー。
素材のお味を生かすお料理を提唱している大好きな丸元淑生さんのレシピより、
原木栽培のしいたけや今が旬のジャガイモ「きたあかり」、
農薬の少ない国産レモンなど、素材は信頼できるIスーパーにて。

 キノコとジャガイモの牛乳蒸し
 アボガドとトマトのサラダ


そして前の週にポルコバッチョでゲットしたスパイスで作る、

 ブルスケッタ

そして鶏と昆布、かつお節で丁寧にダシを作った秘伝?の

 おでん

それからコレは荒技?反則技?のプティ・パケさんで買った土曜限定の

 ロールキャベツ



そこに色々なチーズ、
近隣人気店ベッカライ・ビオブロートやパンタイムの美味しいパンたち、
リブゴーシュのワイン、

そこに加えて皆さんがお持ちくださった美味しいものの数々。。。

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それぞれ本当に選りすぐりの美味しいモノが集まりましたが、
すごいのはそれが全然重ならないこと、
ワイン、マリネ、パテ、フルーツ、アイスクリーム、プチケーキ、ドライフルーツ、お煎餅など、
見事に調和されてるから驚き。。。


いやあ、それにしてもよく笑いました、今回も。

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初めて同士の人も、すごく久しぶり同士の人も、
自然と一緒になごんでいる空気の中で、
私はまた幸せ~な気持ちになっておりました。


思えば第一回目の忘年会では(ここから恨み節デス)、
深夜まで待ち続けた挙句に仕事のためにキャンセルという人が複数、
パソコンメールに夕方になって不参加の連絡を入れてた人、など

そんなだから、
参加してくれてた人はなんとなく落ち着かないまま過ごし、
後のひとたちへ残すために遠慮がちに食事した結果、
結局料理は半分くらいがどっさりと残り、
本当に本当に、ここには書けないような苦い思いをしたのでした。
(以上、恨み節おわり)


そのときのパーティにも参加して、
そして今回も来てくれたオハラさんが帰り際、
「パーティ、どんどんグレードアップしてるね」と。

これはお料理が、とか人数のこともそうだけれど、
何より、「人」ではないかと、そんな風に思う。


少しずつ私の周りには、
人として尊敬できる人々が増えつつある。
人に大いに興味を持って接するオハラさんが、
最初から最後まで(15時~22時半!)色々な人とお話したあとの言葉として、
私は本当に嬉しく思ったのでした。。。


ありがとう、ミュスカ!
ありがとう、マッカリーナ!
ありがとう、ミナサマ☆




ところで!文化祭にはクイーン、です、



もちろん、可愛いアイスクリームガールのえみちに決定!
楽しい楽しいアイデアに大感激です。
ホントありがとう。


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アツコさんも次回は是非☆

萌え~る輩がいるとイケナイので写真小さくしたよ^^・・・・・amica公式サイト


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2007-11