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amicaの色いろ che colore...?  

芦屋のフラワーアトリエamica flowersの日々。

Category: 生活

夏休み 

2007/07/31 Tue.


アツい選挙が終わって、いよいよ8月になります。
ようやく関西らしい「熱帯夜」の日もあったりで、
やっと夏という実感。。。
夏休みは皆さんどうなさるのかな~☆

HPで「出張」なんて書きましたが、
私はちょっとお墓参り&骨休め?&海水浴?!で、
8月1日~3日まで発送業務はお休みをいただきます。

本心としては日々いただくオーダーをお断りするのが心苦しく、
休みたくないのですが、というか、
生き物扱ってると休むほうがホント大変だったりします。。。

しかしながら、普段遠く離れている家族が一同に会するのは、
一年に一度あるかどうか。
(注:逆上がりしてたお正月も全員ではなかったのです、て詳しい情報ネ)
今回はそれを優先する形となりました。
オーダーを調整していただいた皆様、
ご迷惑をおかけして本当に申し訳ございません。


海水浴、というのはちびっ子たちの予定で、
私は日頃のなまった体を太陽の下に晒すのもなんですし、
そして紫外線にあっけなく負けるお年頃だし、
おそらく海には入らない、と、思う、けど。
しかしカミングアウト(←大げさ)すると私は水泳部でもあったので、
文字通り、泳ぐのは水を得た魚のように大好きでもあり。
もしかしたら泳いでしまうかも、
その場合は水着の跡をお見せしましょう、て嘘ですけど。


夏には夏のすごし方、
夏休みには日頃しないこと、行かないところ、会わない人、
あえてそこに重きを置いて、色々な意味で刺激を受けましょう!


8月20日(月)、21日(火)に広島にて、
パリで活躍しているフローリスト、リュウクボタさんが、
デモンストレーション&レッスンを行います。
http://www.deuxi.jp/ryukubota.html

テーマは「夏のウェディング」、
とても哲学的な作風のクボタさんのブーケやアレンジ、
どんな世界が繰り広げられるか、楽しみです。
相当量の準備で、実験的で新しい、そんな情報が入ってきています。
音楽(DJ!)とのコラボも見所のひとつです。

主催者は広島の「ドゥジエム」さんという、
こころざしの高いお花屋さんです。
ドゥジエムさんのお声かけで、
様々な産地から特選の花材が届く模様。

この両日はレッスンのため私は行けませんが、
新しい花の世界に触れたい方は、是非見に行ってください。
そして、感想をお聞かせくださーーーい!



休むって大変、今日は発送がたっぷりありました。
そしてまだまだこれから作業は続きます。。。
今日は短め、ここらへんで失礼します。
書きたいことがいっぱいあるので、また次回に。

写真は明日開店のワインバーへのお祝い。

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では皆様、良い夏を・・・・・amica公式サイト



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Category: 思うこと

キャプテン、ジャック、スパロウ 

2007/07/22 Sun.

 
たいてい、ブームには乗らない、
あえて引いて見たりする。

で、ほとぼりが冷めたころに、
落ち着いてゆっくりそれを楽しむ。


そんな私、
最近になって、ジャック・スパロウ船長に魅かれ、
続けてジョニー・デップの映画を観ている。


考えてみると、
ここ数年、日々時間に追われ、
ゆっくり映画を観ることが少なかった。
映画館にもしばらく行っていない。
毎日、大切なことがたくさんあって過ぎていくけれど、
きちんと映画を観る時間を持てるような暮らしが望ましい。

昔はコレ!と思う映画(たいがいは単館系)のためなら、
どんなに遠くても観にいく情熱があった。
自主上映のアート系フィルムなどは、
屋根裏みたいなところで放映されていたっけ。。。
その頃、映画は私の大事な栄養素だった。


いやあ、それにしてもジョニー・デップ☆
一番最近は「ショコラ」を観た。

この映画もなんとなく勝手に想像して、
こんな感じだろうなあ、とまるで観た気になっていたけれど、
予想以上に良い作品、ロケーションも俳優も素晴らしい。

この映画で私は初めて、
ジョニー・デップの、パイレーツメイク無しの、
素顔を見て更に胸キュン(←笑?)でした。

彼はこの映画の中でギターを弾いている。
それも「このために練習しました~!」というよりは、
ギターが体の一部のように自然に。

あとで知ったら彼は元々ミュージシャンだそうで。
ピアノにしてもギターにしても、
楽器をサラ~っと弾く人には弱いです。
(って私だけ?)

そして、彼の素顔の美しさに惚れ惚れすると同時に、
そこはかとなく漂う哀愁?!(=色気?!)
私の見たところ、彼は幼少時に淋しい思いをしているような気がする。
あの瞳や表情に見え隠れする淋しさは演技ではないと。
そこが世の女性たちにはほおっておけない何か、になるんだと思う。

実際、私も淋しい瞳の人をほおって置けない、
続いて「チャーリーとチョコレート工場」を観ようと思った。



大人になると、
そういう風に、その人に「漂うもの」を感じるようになる。
霊感とか動物的勘とは違って、おそらく人生経験で・・・。

お花の作品にもそういうものが漂う、
それぞれのショップのオーナーさんの生き方が表れたりする。
優しく自然な作品を作る人は、気負いなく生きておられる。


そういえば、ジャンルは違うけれど、
こないだ行った福島区のイタリアン、
美味しさとワインの豊富さ、食事をする楽しさ、
とにかくよいお店で話が弾んだ。

このお店は実はシェフが男前ということでも有名だけれど、
特に愛想を言うわけではないし、とにかく大忙しに調理している。

一緒に行ったKさん、そして私も、ですが、
シェフの腕の筋肉の美しさに見とれておりました。

その筋肉はおそらく、
日々真摯にこの仕事に向き合ってきた、
その証として、美しいんだと思う。
そういえば、その人の姿は全身、緩み無く、潔く、
それはそのままお料理にも妥協がない、そんなオーラを漂わせていた。

そういう美しい緊張感の漂うお店には、
男前とか、キレイな筋肉とか抜きにしても、
(もちろん、あるとなお良いですが、笑)
是非また行きたいと思う。


いいものを漂わせた大人になりたいナァ。。。amica公式サイト

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Category: 花のシゴト

続・大地のチカラ 

2007/07/11 Wed.

前回のつづき、
  
人生最後の食事に、何を選びますか?


なかなかひとつを選ぶのは難しいけれど、
今回の旅で、今現在の私のナンバーワンが決まりました!

北海道の大地の恵みを、
新鮮なまま、作る喜びを持って料理している、

作り手にとっても、
受け手の私たちにとっても「夢の場所」、


レストラン マッカリーナ
http://www.maccarina.co.jp/kaze.html

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全く、本当に、言葉では言えないくらいの内容でした。
ほぼ毎日、このテンションでこのクオリティのお料理が提供されているのか、
とにかく一品ずつが驚きでした。


ココでお断りしておきますが、
お料理はそれぞれ皆さんお好みもあって、
そのときの体調やメニューの相性もあり、感覚は人それぞれなので、
今までにマッカリーナ行ったけど「まあまあ」と思った人も、
もしかしたら中にはいらっしゃるかもしれません。
ホント、これは私の個人的な大喜びな感想なのでご理解くださいネ。


ココでの何よりのご馳走は地元で採れる季節のお野菜。
一般的に知られる夏の北海道の代表選手たち、
ブロッコリー、アスパラガス(グリーン、ホワイト)、コーン、
ジャガイモ、などなど、
この基本メンバーはとにっかく甘くてオイシイ!

マッカリーナで登場してきた野菜たちは、他に、
トマト、ズッキーニ、ナス、キュウリ、ルッコラ、小松菜、
大根、カブ、エシャロット、ゆず、セロリ、スナップえんどう、
ニンジン、サヤインゲン、バジル、ぜんまい、クレソン、レタス、
ピーマン(グリーン、レッド)、たまねぎ、ライム、イチゴ、・・・・

ざっと私が思い出せるだけでこれだけある。

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ココにたどり着くまではお肉系が多かったので、
メインにはお魚、ヒラメを。
前菜には北海道ならではのホッキ貝や、イカのフリッター、
フォアグラとゆずのテリーヌ、あんこうの肝など、
静かな中にも驚きの味わいが満載。

まずはシャンパンをいただき、
続いて白ワインに。


このワインが、また、!!!
ワインに詳しい方なら何か情報プリーズ、ですが、

アルザス地方の「ミュスカ」というワイン、
そう、Muscat(マスカット)のなんとも素晴らしい香り!
今までの「フルーティ」は何だったのか?!というくらい。
酸味も控えめで、辛口、全く、
このワインは人生で一番ウマイ~~~!!!と感激。

このワインをサーブしてくださった橋本サンも、
「このワイン、評判いいんです、是非アルザスのミュスカとご用命ください」と。


ここではキッチンがガラス張りになっていて、
シェフの方のイキイキとしたお仕事ぶりが見えるのが楽しい。
本当によい表情。
作る幸せが全身からみなぎっていて、見ていて幸せになる。

HPにはシェフのこんな言葉がある。

 「奇抜という意味ではない驚きを与え続けたい。」


シェフのおっしゃる意味が帰り道には分かる。
私は大きな驚きと喜びを与えられました。



やはり地元で作られたものを、
近くで新鮮なうちにいただく(消費する)のが一番、と実感する。

安い輸入野菜は持ってる栄養価も低いように思うし、
もちろん農薬の問題もある。
きちんと産地表示された野菜を今後も選びたいと思う。

そして、季節のものをその季節にいただく、そう心がけたい、と思う。

今回、エネルギーがいっぱい詰まったピチピチのお野菜たちに、
それを大事にお料理にしてくれたマッカリーナのシェフさんに、
地産地消(ちさんちしょう)の大切さを学んだ気がしました。


あくまでも、私の好みですが、、、
皆様も一度はマッカリーナへ、是非。
徒歩1分のところには「まっかり温泉」もありますよ☆
蝦夷富士「羊蹄山」の景色も素晴らしく、その湧き水も美味しいです。
新千歳空港からの道は、広葉樹の林を抜ける、
支笏湖畔を通るルートをお勧めします。



地産地消
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%94%A3%E5%9C%B0%E6%B6%88



北海道は10数回目、でも更に好きになっちゃいました・・・・・amica公式サイト


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Category: コレおすすめ

大地のチカラ 

2007/07/09 Mon.

 
先日、久々に休暇を3日ほどいただきました。
臨時休業のために、ご注文を調整してくださった方々、
無理をお願いしてすみませんでした。


梅雨真っ只中の関西を離れ、北海道へ。
カラリと澄んだ、爽やかな空気を満喫してきました。


フリーで仕事をしていると案外、
自由に休むことができそうで、なかなか出来なかったり・・・。
また、ウェブショップには一般的に定休日というものがないのです。

確かにシゴトで充実していると、
とても満ち足りた気持ちになり、
休まなくても平気、充分幸せ感じたりもする。

が!
しかしやはり別天地で感じる様々な刺激、
自分へのフレッシュな息吹の大切さを痛感!

レンタカーで二泊三日、富良野と真狩村へ行くのんびり旅。
新千歳空港に着いてすぐ、ある方からお電話が入っていたことに気づく。
折り返しお電話してお話しているうちに、
空港からすぐの、苫小牧のノーザンホースパークをお勧めいただく。
元々のんびり旅を考えていたので、この電話の偶然も楽しく、
すぐに向かう。
あわよくば引退したディープインパクトに会えるかも?


お昼なのでまずは公園内のレストランでランチ。
北海道ならではの素材をふんだんに使用したとっても美味しいお料理で、
早くも満腹ツアーの様相。
ここのパンは園内で焼かれた天然酵母のもので、
野菜には甘みがあり、どのお料理も穏やかで家庭的で美味しい。
大地のチカラが感じられる。

この公園のスケールにびっくり、東京ドームの15個分?とか。
関係者の方にご案内いただいて、
一回り馬車で園内を見せていただく。
この会社に長く関わって来られた、お話大好きなおじさまから、
楽しいエピソードを数々伺う。
この方、本当にこの場所が好きなんだなあ、と、こちらも嬉しくなる。

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園内にはまた、
大事に育てられた珍しいイングリッシュローズが数多く咲いていて、
一つ一つ花姿も香りも違って楽しく、まるで蜂のように花から花へ見て回る。
見たこともないシャクヤクや、珍しいハーブ、コケモモ、姫りんご、
どれも見逃せないガーデン。

小高い丘からは隣の(同じ系列の)牧場が見える。
空港から10分くらいで、こんなに素晴らしいところがあるなんて。

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馬の姿には心が和みます。。。


短時間ながらもこの公園を満喫して、
一路、富良野へ。

ここはやはりファーム富田へ行かなければなりません。
どうしてもココへ行きたい、という人のために、
今回の旅行の企画がスタートしたわけなので。

純くん、蛍ちゃん、の「北の国から」のシリーズが終わって以降、
少し観光客が減ったのかと思っていたら、
今は台湾を始めアジアで北海道が大ブレイク中とのこと、
確かに色々な言葉が行き交っていました。

実はココで10年ほど前、短期間だけアルバイトをしたことがあって、
懐かしさを感じつつ、時代の変化と、でも確実な成長を見た気がしました。

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この日の宿泊は以前から行きたかった薫風舎
相変わらずの人気の秘密を探りに行く。
案内板のないところを分け入りようやく到着。
宿泊の部屋の窓からは十勝の山々が。

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ペンションを始めて12年というオーナーさんでしたが、
全く、本当に全く、愛想?会話?そのまえに挨拶??的なものがない。

ペンションて、わりとオーナーさんの個性で人が集まったりするのに、
いや~、驚いた。カルチャーショック。

じゃあ、何が良いかというと、やはりお料理が美味しい!

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これは夕食に最初に登場したトマトの冷製パスタ。
いや、これは大変なシロモノでした。
たぶん、オーナーさんは料理に全精力をつぎ込んでる、と理解しました。


とにかく今回、めちゃくちゃ美味しいものが多かった!
この話は長くなるので、次回「グルメ編」でたっぷり。


そういえば、

「人生終わるときの最後の晩餐には何が食べたいか」

という話を先日から色々な方としていましたが、
この旅の前までは「母の作ったおにぎり」とか答えていた私。

でも、この旅の途中で、それが覆りました。

詳細は次回!



最後に食べたいものは何ですか?・・・・・・・amica公式サイト





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Category: 花のシゴト

ウェディングブーケをよ~く見てみよう! 

2007/07/04 Wed.

 
ウェディングの準備に関しては、
花嫁さんたちにとっては全て初めてづくし(基本的には、、です)。

かなりのエネルギーを要して、
様々なことを間違えないように、
できるだけ高いクオリティの一日を作り上げる。

お料理、引き出物、ドレスやメイク、
当日に近い形で予め確認できるものが多いなかで、
なんと花だけは当日に初めて出会う。

冷静にモノを考えられる普段と違って、
結婚式当日は非日常の感覚のため、驚くほど早く一日が過ぎる。

うっかりすると当日、
どんな花が飾られていたか記憶に残っていなかったりして、
あとで写真で初めて見たり、ということも多い。


特にこだわりを持って友達の結婚式で、
それまでに様々なウェディングの花を見ていない限り、
案外装花やブーケのことは「よく分からない」のが当然かもしれない。

ましてや男性になると、
「ブーケ?そんなの持ってた?」となる方が多い。


ウェディングフラワーに関して、
残念ながらまだまだ世の中にはヒドイのを見かける。

当日だけしか見ないことと、
その当日には神経が花より他に向けられることが多いからか、
ありえない、という怒りを覚えるブーケ、ヘッドコサージュもある。


みんな、これからはもっともっときちんと、
ウェディングの花を、ウェディングブーケを、
見極めて行こうではないですか。

良心的でないウェディングブーケを、
素人シゴトで安易に作られたブーケを、
流れ作業でやっつけシゴトで作られたブーケを、

世の花嫁たちが手にしなくてよくなるまで。
厳しい目できっちり見ていきましょう!


ウェディングブーケに関してはamicaはアツい、
今度のレッスンでもそれは語り、お伝えしたいと思います。
ウェディングブーケのレッスンの詳細はこちらをクリック


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明日、7月4日~6日まで、休暇で爽やかなところへ行ってきます。
この期間にいただいたコメントの掲載は少し遅れるかもしれませんが、
ご了承くださいね。


忘れ物大王のワタシですが今回の旅はどうか・・・・・amica公式サイト

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2007-07