amicaの色いろ che colore...?
芦屋のフラワーアトリエamica flowersの日々。
Category: 花のシゴト
今週の出来事
2007/06/25 Mon.
今週はなかなか充実した時間の多い、
濃い一週間だった。
月、火、土には「アジサイのブーケ」のレッスン。






昔から馴染んでいるせいもあるけれど、
今回のテーマのアジサイやスモークツリーは、
本当に6月らしい、爽やかで優しい花だなあ、と思う。
皆さんの作品でたくさんの優しいブーケが完成する。
改めて、6月は好きだなあ、と思う。
レッスン以外にも楽しい出来事があった。
関西の花業界を代表する人たちの定例の飲み会に、
私もアシスタントのNAOクンも誘っていただいて、
緊張しながら初参戦。
京都の町家をそのままフラワーショップにした、
某オーナーさんのご自宅で、
老舗の美味しい仕出しお弁当、自家製スモークチキン、
炭火焼きの鮎、お手製のラタトュイユ、などなど、
次々に舌鼓を打ちながら、様々な話に花が咲く。
メンバーはショップを立ち上げてから10年以上の、
この厳しい関西の花業界で、
宣伝に頼らずに着実な顧客拡大で勝ち上がっている人々。
私自身に大変重みのある、刺激的な話が多かったし、
私の話もいろいろと聞いて下さった。
全体の話の20%は強烈なシモネタ(これは外せない感じです・・笑)、
しかし私たちがいたために相当セーブしたそうですが、、、。
あと、NAOクンの、怖いものナシのナチュラルな酔いっぷりもウケた。
とにかくよく笑って、楽しい時間を過ごした。
京都を午前1時過ぎに出発し、憧れの大御所に送っていただく。
その車中ではご自身の歴史を、仕事への姿勢を、
センスのよいBGMの中、とても謙虚に語ってくださった。
この方が多くのフローリストに尊敬され、目標にされる理由を、
垣間見た気がした。
家に帰ったのは午前2時、
眠いのに刺激の多い話が多かったためか、
チュンチュン・・・と鳥が目覚める時間になっても眠れなかった。
この日のことは、大切に心に留めておこう。
翌朝は沖縄のブセナテラスへのウェディングブーケの発送があった。
今まで何度かウェディングブーケを地方発送してきたけれど、
さすがに今回は沖縄への発送、
生花の、それもブーケとなるとリスクが伴う。
クオリティの保証や万が一のことなど、重々お話したけれど、
お客様からの強い要望で、最善を尽くしてお受けすることになった。

こんなときこそ、経験上の全データを結集。
気温、湿度、時間、輸送状況、そしてもちろん花嫁さんのイメージ、
全ての条件を考慮して、
きちんとウェディングブーケとして現地でイキイキと輝くものを。
特別便を手配し、これで万全、と思ってもやはり神経を使う。
翌日無事、コンディション良く届いたとのことで一安心。
ちょうどその前日に沖縄は梅雨明け。
バラたちはあの「ちゅら海」を見ただろうなあ。。。
ブセナテラスへの思いはこちらを参照。
土曜日には待ちに待ったamicaガ~ルズの飲み会 in 芦屋。
(前夜にワクワクしすぎて眠れない人、多数?!)
今まで本町の教室では何度か企画されてきたけれど、
芦屋での大きな会は、忘年会以外では初めて。
近くのモツ鍋屋さんを貸切に。
大日本人の大将が張り切って美味しいものを用意してくれた。
以前もブログに書いたけれど、
人と人を会わせるのが大好きな私、
amicaに関わってくれている人たちが、
それぞれ楽しい人と楽しいひとときを過ごしているのを見て、
たぶん私が一番楽しんだと思う(笑)

支障(?)があるといけないので、写真は小さめで。
しかし、今思うと、ちゃんとそれぞれの方を紹介できず、
段取りの未熟さを今回も反省。
次はもっと。
明日は芦屋の店主さんとの楽しい食事会。
昔は「飲み会」とか人の集まる会は全て欠席していたヘン子な私、
今はそんなことが嘘のような、人間好きな大人になりました。。
amicaガ~ルズの会は定例化致しま~す!・・・・・amica公式サイト
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ピリッとしよ!
2007/06/19 Tue.
最近のお気に入り、
GABANのポテトチップスのCM。
そして、発売と同時に買ったケイタイ、
私にとっては4年ぶり(何か?)の新機種P904i。
これでニョロニョロうごめくデコメールも送れる(え?うざい?)
張り切って初日に行ったために、
あやうく先着何名か限定のミッキーマウス仕様になりそうになった
ピカピカの白いケイタイはともかく、GABANはカッコいい。
音楽、振り付け?、パリっていう音?、やっぱ黒木メイサ、
全てツボを心得てるというか、なんだろう、
こういうの買わない私も食べたくなったくらい。
6月も中盤、ここしばらく、少し時間に余裕が出来て、
溜まっていた「幸せの花嫁」ページの編集を進めている。
お待たせしていた花嫁さんたち、そのお友達や関係者の皆さん、
ホントごめんなさい、アップがまだの方、この夏の間には必ず!
世の花屋さんはおおむね少し落ち着いているようで、
知り合いの方々のブログでも休暇で旅行へ行った様子が書かれていたり、
まあ、春から母の日など、忙しかった分、骨休めも必要で。
花市場もなんとなく静か、人もまばら。
ひところ盛り上がっていたシモネタチーム(マジです)の皆さんも、
仕入れの形態が変わったために集まることがなくなり、
一層活気なく感じられる。
それよりも、なかなか経営の難しくなっているところが多いらしい。
景気上向きとはいえ内情は一部企業のみと言われているし、
花はやはり贅沢品として、必要なものの優先順位の後半に位置する。。。。。
見栄を張る傾向のある関東人に比べ、
こちらではその順位への出費は更にシビアである。
関西花業界は色々な意味で「試される時期」または「過渡期」かもしれない。
そんな裏事情は置いておくとして、
最近市場には、明らかに若くて個性の強いアーティスト系の人が増えた。
ジャンルもさまざまで、
王道フレンチ系、攻めのモード系、ロンドンパンク系、
英国ナチュラル系、侘びサビ系、都会の野生児系、などなど、
それぞれにユニークなキャラクターで勝負していて、
なかなか興味深い。
思えば、今は有名ショップのあの人も、この人も、
市場で花を買い始めた頃から知っている。
まだまだ自信無げでアーティストオーラも出ていなかったけれど、
眼光だけはギラギラしていたのが印象深かった。
あの光は、「石にかじりついてでも」という強い覚悟の表れでもある。
ちょうどその頃、東京の友人に
「関西でフローリストの新しい波を感じる」と語っていた私。
あれから5年くらいか、
ギラギラフローリストたちは自身の強固な城を築き、
確実にファンを増やし、日々成長している。
そのギラギラは日を追うごとに強くなり、
いつからかアーティストとして威圧感さえ感じさせるようになった。
どんなにハイテク機器が開発されて、
どんな細かいデコメールが送れるようになっても、
花の仕事は人の手、人の感性で作り上げられるもの。
美味しい料理やケーキも同じ、やはり人の手が作り出す。
いつからか個人オーナーのお店に好んで通っている。
「満点的に美味しい」と思うリストランテはオーナーシェフの店だし、
「何度行っても楽しい」と思うモツ鍋屋さんも大将がいい。
やはり作り手と売り手が同じで、
買い手と直接コミュニケーション取っているお店はある意味贅沢だと思う。
顔が見える同士、信頼関係を築ける安心感がある。
そんな個人店こそ、
いつでも志を高く持っていなければと思う。
同業、異業種、関わらず、
キラリとしたオーナーさんには刺激を受ける。
最終的には人間性、人は人に帰る。
まあしばらくじめじめした季節でどんよりしがちですが、
そういうお店に行って、
ピリッとしよ!
ケイタイメールの返信、しばらくは遅いデス・・・・・・amica公式サイト
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レッスン、レッスン、レッスン、の日
2007/06/09 Sat.
今日はよく考えたら朝、昼、晩、レッスン三昧の日だった。
ダブルヘッダー(一日二試合)はいつものことながら、
さすがにトリプルヘッダーは初めて。
たくさんの方々が訪れるにぎやかで楽しい日となった。
午前は好評の基礎コース、
土曜日といえばほぼ休日の方が多い中、
朝早くからお集まりいただいてありがたいなあ、と思う。

今日のテーマは「ホリゾンタルアレンジ」。
最近はきゅっきゅ~っと丸く作るラウンドアレンジが一般的だけれど、
なかなかこのホリゾンタルを知っておくと応用範囲が広い。
楽しくなるようなニコニコフラワーの「ひまわり」と、
6月っていいなあ、と毎年思わせてくれる「房すぐり」と「スモークツリー」。
初心者の方々がほとんどですが、美しい作品が次々に。

午後は、先日ブログにも書いたガラス花器「Borsa」のレッスン。



月曜、火曜のレッスンで入荷していた「柏葉アジサイのティアラ」が入らず、
代わりに今日はスプレー咲きの芍薬を。
芍薬の栽培では有名な方の逸品。 花姿はさすがに優雅。
柔らかな香りのなか、透明感のある作品が並ぶ。。。
レッスン後は爆笑&爆笑&そして爆笑、というお茶タイム。
そこから一時間ほど、
今度はウェディングブーケのプライベートレッスン。

今月末に挙式の妹さんへ
キャスケードブーケを作るため、の練習2回、
写真撮り(いわゆる前撮り)のために1回、
そして挙式当日用に1回、
計4回の製作のうち、今日は第三弾。
キャスケードというデザインは、
数々あるブーケデザインの中で1,2を争う大作で、
ブーケを作り慣れない方にはかなり根気もセンスも気力も必要。
その花材が「ダリア」ともなると更に倍の大変さ。
しかしながら、
この日も無事美しい作品が仕上がり、
ノリコさん、その苦労も吹っ飛んだご様子。
翌朝、自然光で撮影したそのブーケ。

このノリコさんのように、
ウェディングブーケを作りたい、という方には、
細やかなプライベートレッスンで対応させていただいております。
デザインや日程など、ご相談に応じますので、
どうぞお気軽に!
今日レッスンにお越しくださった皆さん、お疲れ様でした。
私も楽しかった! いい一日でした。
皆さんの元気をもらって、
なんだか、、、ぶりっぶりに元気です!
さて、明日はウェディングの装花が少しと、もちろんブーケと。
ぴちぴちのお花を届けに行きますーーーーー!

さあて、腕まくり&ネジリ鉢巻・・・・・のamica公式サイト!
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