amicaの色いろ che colore...?  

芦屋のフラワーアトリエamica flowersの日々。

Category: 花のシゴト

十人十色 

2006/09/27 Wed.

今週のレッスン、
「パーソナルカラーで作るアレンジ」ということで、
生徒さんお一人ずつについて、
勝手ながら私がイメージの色のお花をご用意するという、
いつにも増して?のオリジナルなチャレンジ企画

この日が初めて参加、という方に関しては、
事前に3,4つの質問に答えていただき、
そのお電話の声や、メールの文面などからご当人をイメージする。


この企画、何がチャレンジって、
仕入れがものすごい勝負となる。
同じ花材を人数分そろえるのと違って、
約20名分のウェディングブーケのお花を用意するような気分。


Mさんはこの花の明るさがときどき垣間見えるし、
Kさんは淡~いやわらかい印象だし、
Nさんはちょっと個性的な素材がお似合いだし、
Tさんは艶っぽくて女性らしいからこのバラで、
楽しいUさんはタイガースファンらしいこの色で、



などなど、かなり綿密な動物的勘(誰にも立ち入れない世界・・・笑)を働かせる。

今回はせっかくの特別企画なので、
普段はレッスンに使わないような高級花も投入してみよう、ということで、
通常品種の2,3倍の価格のトルコキキョウや、
出回りの少ないバラやダリア、
一週間を通しても数えるほどしか入荷のない黒ホウズキなど、
様々なものを市場でがっちり仕入れる。


何度か書いておりますが、
今まで一万人近くの花嫁さんのブーケを製作してきて、
職業柄、その人の持つキャラクターや色合いを見ることに、
少しは「目」を持つようになった。

人の持つ色合いはもちろん一色ではなくて、
時によって、環境によって、年齢によっても、
変わっていくのかもしれない、と思うし、
似合う花、というのも同じように変わるんだろう、と思う。

普段は婚礼で、その日の花嫁さんの持つイメージを大切に
一番輝かせる色と花材を選んで提案させていただいている。
シンプルな会場ほど、あしらうお花で全く別の空間になる。
その日その場所にいる人々の記憶の中に、
お二人の笑顔と一緒にふんわりとイメージに残るように、
花を飾りたいと思う。

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この装花は先日挙式された、
とても可愛らしくて優しい花嫁さんのイメージで。

花材はバラ(ラ・カンパネラ)、トルコキキョウ(コサージュ・アプリコット)、
水無月、ケイトウ、カーネーション(バイパー)、利休草、木苺


さてさて、レッスンでは皆さんそれぞれに楽しい作品が。
お隣同士で「あ~○○さんぽい~」などとお話しつつ、
個性豊かな作品が仕上がっていきました。

20060927012045.jpg


人の個性、色合い、雰囲気、
十人十色で本当に楽しい。。。


楽天家の人間好き=天王星人だそうデス・・・・・・・amica公式サイト

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Category: コレおすすめ

名匠とバレリーナ 

2006/09/19 Tue.

私のような仕事をする者にとって、
花鋏やフローリストナイフは何より大事な道具。

使いやすさ、切れ味、
そしてできれば美しさもあるとなおいい。


普段使っている道具は、
スイスのヴィクトリノック○社のフローリストナイフがメインで、
太い枝やワイヤー類はア○○社の大きなものでガシガシ切る。

今まではあまり深くこだわらずにそれぞれを使っていたけれど、
ナイフは問題ないとしても、
ア○○社のハサミに関しては以前から使い捨てが気になっていた。
持ち手がプラスチックだというのも、
プラッチック(関西風の呼び名)を好まない私としては、
なかなかしっくりいかない感じがする。


そこで、ふと、
二年前に祖母からの形見でもらった和鋏を思い出し、
慣れない手つきで少し使ってみた。

この「慣れない手つき」というのはなかなかお恥ずかしいけれど、
普段使いつけないものはやはりすぐには手に馴染まない。
今までも何度か和鋏を手にしても、
使いこなすまでは持ったことがなかった。

でもなんだか今回に限っては、
もう少し使って、この鋏に慣れてみようと思った。

和鋏は切れ味が悪くなれば研げばいい
これは道具を使い続ける者としては、
モノを愛着を持って大切にできる、という喜びがある。


この鋏・・・

おととし祖母が亡くなったとき形見分けとして、
草月流を祖母から習っていた親戚の人たちと、私とで、
祖母が愛用したいくつかの鋏を分けることになった。

遠慮がちに分け合った最後に、
一番良さそうなものが残った。

「これは木屋の、、、」
「まあ、本当に、、、」
「これはこれは、、、」

和鋏の値打ちを知る人たちは目を細め、
口々に感想を述べ、憧れを持ってその鋏を見ていた。

で、まあ一応現役ということで、
ややヒンシュクを買いつつも私が譲り受けることに。


あれから二年、ふとその鋏を使おうと思い立った。
切れ味は花のアクや汚れ、長い封印でややお手入れが必要だけれど、
和鋏特有の軽やかで楽しい音がする。


ところで、木屋って?
それから鋏に書いてある国治作って何のこと?

和鋏に関してはなんにも知らない私、早速ネットで調べてみた。
ご存知の方ももちろんいらっしゃるでしょう、
そうなんです、木屋とは、1792年創業の、大変な由緒ある、
刃物の木屋なのであります。
木屋さんホームページ

そして国治作、ですが、
これも名匠のお名前、現在二代目の職人さんのお名前でした。
川澄 巌さん(国治)についてのページ

どうやらもしかしたら、
年代から考えても文字入れのデザインから見ても、
先代の国治さんの作という可能性もアリ、
なんともお宝的な鋏だということが発覚したのでした。

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ようし、ここらでもう一度気合を入れなおすためにも、
その鋏をピカピカに研いで磨いて、
これから長く大切に使っていこう。
お婆ちゃん、ありがとうーーー!


さてさて、最近もうひとつ、
年代を越えて長く愛されているものを入手しました!
それは「Repetto(レペット)」というフランスのバレエシューズ。
こちらは1947年創業、バレリーナのトウシューズが始まり。
さすがにこれを履くとナゼか心踊り、足取りが軽やかになる。
今からの季節は街中ブーツ一色になると思いますが、
amicaダンサーズの皆さん、コレおすすめです^^

20060919003726.jpg

私が買ったのは「BB」のアンティークゴールド。
(ベベ、そうです、ブリジット・バルドーが愛用したデザインです)

HPのラインナップ見てるだけでも楽しい。
レペットのホームページ

バレエシューズはオンナ心を刺激しますね~。


薄っぺらい足だけどフットワークは軽い・・・amica公式サイト





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Category: 花のシゴト

MISAさんの長い一日 

2006/09/11 Mon.

先日、芦屋モノリスの人気プランナーMISAさんが、
もちろん芦屋モノリスでの結婚式の日を迎えた。

類まれな美貌とスタイル、ラテン系なノリ、
ときどき垣間見えるオカンのような懐の深さ、頼りがい、
そしてお客様とスタッフに対して愛を持って接するMISAさんは、
「カリスマプランナー」として絶大な人気を博している。


そのMISAさん本人のウェディング。。。
普段一緒に仕事をしているモノリススタッフはもちろん、
パートナーと呼ばれる私たちのような取引業者は気合が入る。

目の肥えたセンスのよいプロを驚かせ満足させるには・・・!?


モノリススタッフは水面下でサプライズプランを立てミーティングをし、
ひそかに準備を進めていた。
色々耳に入ってくる隠しネタの数々、
参加する私たちもものすごく楽しみになってくる。


挙式日の、その数日前に、
ジジジ・・・と夜中に怪しいファックスが入る。
タイトルは「裏進行表」

いつもの進行表に、最終決定したサプライズネタが書き込まれている。
あのウワサ、本当だったんだー、楽しみ☆

と思ったのも束の間、
なんと「パートナーさん入場して歌う」とある。
それもアンジェラ・アキ「This Love」。

えーと、えーと、え?


鳩が豆鉄砲状態になった私、
歌う、って、この曲知らないしなあ、
カラオケも行かない私なんですけど何か?


しかし翌日、アシスタントのNAOさん、
レンタル屋で借りてMDに入れて持ってきた、
やる気だね!

せっかくなので一日、アンジェラ・アキをぐるぐるぐるぐるリピート。
車でもアトリエでも・・・。
歌唱力もさることながら、その歌詞の深さに感動。
そしてMegさんの曲選びのセンスはさすがだなあ、と。


さて予習もバッチリで当日。
三社の契約お花屋さんも、
 一階部分(エントランス、チャペル)と、
 二階部分(披露宴会場)と、
 ブーケ、

それぞれ役割分担して臨む。

ウチはやっぱりブーケ担当。

メイクはもちろん久保木大先生。
カメラは河野あさひ大先生。

そんな大先生づくしの中、
美しい花嫁がオーラを放っていく。。。
愉快なダンナさまの勝博さんと。

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担当プランナーのMegさんと

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披露宴では、隠しネタが次々に明らかに。
超特大のクラッカーの祝砲、

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人気急上昇中?和太鼓の芦屋兄弟、
おめでたい赤フン(照)で乱れ打ちの熱演でした。

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お色直しには人気の黒引き☆

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そして宴も終盤、お二人の生い立ち映像のあと、
いよいよ歌の出番に。

  重ねたこの手を
  今度は離さない
  信じる力が
  愛を自由にする

  奇跡を待つより
  この手をつなぎたい
  信じる力が
  私を自由にする




もうお分かりかと思いますが、
私はやっぱり目頭がジイ~ン、こみ上げておりました。

さすが、ウェディングプランナーさんたち、
プロが集まって描いたプラン、
笑わせるところ、盛り上げるところ、
楽しませ、そして涙させるところ。。。
自然に、この数時間で全てしっかりと味わえる。

披露宴が終わるときには、出席したみんなが、
MISAさんのこと、勝博さんのこと、
今まで以上に大好きになる。
そして、二人の幸せを心から祈る。


それにしてもこのN社、
ものすごくきちんと、人と会社を育んでいる、
その強く、大きな力に、改めて圧倒された日。



このあと、
梅田の二次会の会場へ。
三次会は難波。
そのあとは・・・おそらく五次会、六次会、朝まで続いたでしょう・・・
だって帰らないRマリーのエンコウさんが乱入してるはずだから(笑)


ウェディングは断然、その道のプロにお任せ~☆・・・amica公式サイト



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Category: アート

気になるデザイン 

2006/09/05 Tue.

いつ頃からかな? 北欧のデザインの人気の高さは・・・。

もちろん昔から優れた家具職人やデザイナーがたくさんいて、
ずうっと好きだった人も多いと思うけれど、
最近のインテリアショップではとにかく北欧モノが多い。


特徴的なのは・・・

  自然をモチーフにしていること、
     
  モダン&シンプルで形が美しいこと、

  遊び心があること、

  環境に配慮していること。


これが四拍子揃っていると、
使っていてなんとも言えず心地よい。
モノに対して愛着を持てる、
そういうモノは大切に、長く使いたい。。。


先月、イッタラ社のグラスを購入して思ったけれど、
一見しただけでは特にすごいことはない形だけれど、
持ってみた感触、肌触り、重み、そしてもちろん色も。
すぐにトリコになってしまう。
そして、どこかで出会ってもすぐにあ!と分かる。

20060904233416.jpg


形には緻密さがあって無駄がなく、
でもドイツのものと違って、どことなく大らかさ、穏やかさがある。
それは私の目には「おとぼけ感」とも思える。
それが何ともカワイイ。。。

北欧には行ったことがないけれど、
「自分の商売」よりも「地球規模」でモノを考えている感じがして、
成熟した国としてすごく憧れる。
高水準の社会保障の賜物だと思うけれど、
税金が高くても正しく使ってもらえれば気持ちよく払えるだろう。。。


そんな北欧ラブなamicaでは、
今週はデンマークのNOMINGという面白い花器を使ってのレッスンを行っております

目には新しくて、長く使えて、愛着を持てる花器、
これをどんな風に使おうか、ワクワクしていたのですが、
今日からスタートしたレッスンでは評判も◎
また週末に作品をアップしますのでお楽しみに!


そしてそして、この秋、
あの人気ファブリックで有名なmarimekkoが、
全国で続々オープンします。

そしてそして、その開店お祝いのお花のご注文を、
承りましたーーーーー! とってもウレシイ!

というわけで、博多、熊本市、そして神戸の皆さん、
お近くのマリメッコがオープンの際はお店でamicaの花に出会ってくださいね。


ヒントは白いお花ダヨ・・・・・amica公式サイト



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2006-09