amicaの色いろ che colore...?  

芦屋のフラワーアトリエamica flowersの日々。

Category: 芦屋について

サムライの街 

2006/04/27 Thu.

先日、前々から行きたかったお店、
リストランテの「raffinato(ラッフィナート)」へ行った。

芦屋の事情通のみちさんも絶賛する、名店との評判。
ちゃんとお腹をすかせて、予約をして行きました。


「美味しいらしい」ということ以外、あまり情報は持っていない。
なんとなくあっさりとした店内とサービス、
リラックスしてオードブルから。。。

その、ひとくち、
そこで完全に私はひっくり返った!
(・・・という感じがした、というかブリッジした感じ)
一緒に行った相方と目を見開いて見つめ合った。

ななな、なんじゃ、こりゃーーー!(松田優作ジーパン風)

そんな感じ。


そのオードブルとは、
ほんのり自然な甘みのニンジンのムースに、
北海道のウニが乗り、
それをコンソメのジュレが囲む、というもの。

それを三位一体?三種類一度に口に入れて、とのことで。


その素材そのものの味の良さ、
取り合わせのセンス、ボリュームのセンス、

いやあ、本当に驚いた。

このあとに、
 カニの乗ったルッコラとグレープフルーツのサラダ、
 クレープ包みのほうれん草のなんとか(ベシャメルソース味)、
 徳島のフルーツトマトの冷製パスタ、
 筍と干し桜海老のパスタ、
 茶美豚の肩ロースソテー、
 お口直しのアールグレイのシャーベット、
 ラッフィナートオリジナルのイチゴのティラミス、
   ・・・・・いやあ、よく覚えてるでしょう?

と、コーヒーいただきながら大満足で上機嫌になっていると、
奥から小阪歩武シェフが。
なんと、多分、一般的には、巷の人は、きっと、おそらく、
イケメンシェフ
と呼ぶのではないだろうか? 私は照れくさくて言えないけど。
お料理はお口に合いましたか?、量は?など、さわやかなお話ぶり。
「どうだ、ウマイだろうー」なところは微塵もない。


ここ一年、ものすごく美味しいものに出会い過ぎてると思う。
それはこの芦屋という街のおかげだと思う。

目も舌も肥えている人が多く住む、または訪れる、
この街で商売をするのは並大抵のことではない。
ましてや続けていく、生き残っていくのはもっと。
味もサービスも、他より突出していなければ、
この街では淘汰されていく。

大手の店やチェーンでは本当の細やかなサービスや、
作りたての味などが提供されない。
実際、有名でも大きくなってから味が落ちた、など、
この街のうわさは容赦ない・・・。

だから、か、この街には小さくとも「志の高い店」が多い。
シェフ、マイスター、パティシエ、マスター、王子?など、
この街の仕事人たちは、個人で熱いショップコンセプトを持ち、
日夜技を磨いて、休むことなく新しい境地に挑戦していく、

そのひたむきさを見て、
古武道家の甲野善紀氏を思い出した。



まるで芦屋はサムライの街。

ショップを持たずに人目につかないアトリエにいる私は、
さしずめ「くの一」かな?!

尊敬に値するサムライたちに負けないよう、
忍びの技も磨いていこう。ふふふ。

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写真は上で書いたサラダ、これも驚きのお味。

「くの一」の技が見れる・・・amica公式サイト
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Category: amicaのゆかいな仲間たち

今週のamica 

2006/04/22 Sat.

不定期ながらも日記のつもりが、
ぜんぜん書けてない。

週刊になりつつあるので、
今回はいっそのこと、一週間をまとめて書きます。
よく「平日は何してるの?」とよく聞かれるし。


さて、月曜日
朝、強力助っ人のイナイさんと、
花市場へ。
この日は夕方から大阪の本町でレッスン。
テーマは「マチス」。 
画家のアンリ・マチスをテーマにアレンジを作ろう、という、
大それたレッスンは去年の秋に続いて二回目。

メールで発注していたベゴニア「アールヌーボー」が入手できず、
ちょっと一悶着。

市場内のいつものカフェ(ホントは喫茶店)「ブーケ」で、
イナイさんとがっちり朝食。
いつも同じ時刻に豪華なスープセットモーニングしている、
あの顔ぶれは?、と思っていると、
外の陽だまりで下ネタを・・花業界の将来について、
熱く語っていた。

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急いで芦屋へ戻り、超スピードで水揚げをする。
11時半、芦屋モノリスにて7月挙式の方の装花のカウンセリング。

12時半、久保木さん&アシスタントの芝ちゃん、イナイさん、私で、
近くのリニューアルしたカフェ「バースデイ」で爆笑ランチ。

15時三宮へ。
前々から訪れてみたかったドレスショップ、ブリリアントブライドへ。
来月挙式のお客様の小物合わせに立会い、ブーケのイメージを相談。
本物の素材、デザイン、サポート、人気の秘密を実感する。

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17時、大阪の本町へ。
搬入、準備、18時から「マチスのアレンジ」レッスンスタート。
20時終了、帰宅。


火曜日、
14時から芦屋アトリエでのレッスン、
18時半から三宮国際会館でレッスン、
デジカメを落として壊す。


水曜日、
花市場のあと、12時から芦屋モノリスで装花カウンセリング。
17時、お世話になっているウィジットの三輪さんに、
サーバーやメールソフトの入れ替えをご教授に、神戸へ。
念願のDELLのデスクトップを購入☆
芦屋へ戻り、取引先のタカやんとおでん屋「楽ぜん」さんへ。
賞賛のコトバが見つからないくらいの、
季節の様々な素材に顔はにやにや。
締めに、なんとパワーアップした絶品プリンが。
楽ぜんファンの皆様、私だけすみません。

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木曜日、
この日は25ansウェディング「ヘアメイク号」の撮影。
我らの(照)久保木さんが腕を振るう。
モデルは芦屋教室に来てらっしゃるアツコさん。
もう、ほんと、すっごく可愛くて、カメラマンさんも見とれる。

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フランス人みたいなアツコさん、
ものすごく美しかった。
お色直しに薄いブルーのドレス。
ブーケにはコーラル色の透明感のあるシャクヤクを。

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撮影後、ウェディング界の大御所のKさんのご案内で、
久保木さん、芝ちゃん、私の四人で、ミナミのオモニの店へ。
業界の裏の裏(←オモテ?)の興味深いお話や、やはり爆笑話。
お店の名前は忘れたけれど、激ウマ、本当にこの店、大好き。


金曜日、
もちろん花市場へ。
最近盛況の土曜日の芦屋レッスンの花材を仕入れる。
注文品を製作してから、紅茶を買いにUf-fuさんへ。
なんと熱いファンの声に応えてくださって、
ドライマンゴー大袋がデビューしていた!

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写真のは既に開封済みなので、減ってます、早速(照)。

さて明日の土曜日は、
朝からシルクフラワーのブーケを4つほどつくり、
14時から芦屋アトリエでレッスン。
見積もりも郵送物も、花嫁さんページも、母の日準備の詰めも、
色々溜まっている。
あああ。すみません、皆さん、忘れてるわけではないのです。
この土日でしっかり整理しますね!

おっと。25ansの「ヘアメイク号」は5月31日発売予定です。
本当に美しいアツコさんをお楽しみに~☆


母の日のご注文続々!今月中は10%オフです・・・amica公式サイト



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Category: 思うこと

詩人 

2006/04/17 Mon.

常々、コトバで色々きちんと表現できる人のことを、
自分にない才能ということもあって、全面的に尊敬している。

コピーライターという人によると、
ものを言い表すのに、短ければ短いほど難しいらしい。

確かに、長く説明すればそれだけ具体的になるし、
理解する人が増える。

そこを短く、簡潔に、かつ、深く訴えかけるには、
それ相応のコトバの力が必要になる。


最近、ある歌の歌詞でノックアウトされた。
レミオロメンの「太陽の下」。

昔から洋楽好きで、実際、日本語のCDはほとんどない、多分。
(以前、東京でノムラ氏にクレージーキャッツのをもらったくらいか。)
特に最近のJ-POPというものには
ヒット優先で歌心が感じられない、とも感じているし、
あまり興味がなかった。

でもこの歌は違うと思った。

その歌詞、

  笑って こころ開いたら、
  あなたのこと 好きになった




恋をするには、
心を閉じていてはできない、と思う。
恋をすると、
素直になれる、と思う。

小さいころから心がオープンな子どももいる、
何の苦労もなく、笑って恋を楽しめる人も多い。

でもずうっと、
いつも自分の殻に閉じこもっていて、
好きな人がいてもうまくコミュニケーション取れない人も。。。


この歌は短い歌詞で、自然なメロディで、
そんな切ない気持ちを歌っている。
この曲はこの歌詞のために書かれたのかもしれない。

まだレミオロメンはアルバムを出していないそうで。
そんな新しい詩人、出現に感謝、これからに期待です。



恋の話を書くのは照れくさい。
なのでここではあくまでも誰かから「聞いた話」として。。。


春、恋の季節デス。

心を開いて、お花を贈ろう・・・ amica公式サイト

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Category: 花のシゴト

いのちの花 

2006/04/10 Mon.

先日、九州のお客様から、
 
 ライラックは入りますか? 
 できるだけ早くていつ入りますか?


とお問い合わせがあった。


ライラックという花、
今の時期、あるにはある、特に白は。
一週間前に注文すれば80%くらいの確率で入る、

けれど急ぎとなると市場のある月・水・金の中でも、
曜日によっては入荷がない、やや波のある花材で、

そのお問い合わせが月曜の午後ともなると、
水曜に入荷があるかはなんとも言えない。

ただ、その人はとても急いでいる様子で、
それも色は薄紫のもの、との限定もついた。
そうなるとよけいに入荷の確率は低くなる。。。

国産のライラックの流通がまだ安定していない時期の今、
輸入業者でできるだけ確実なルートをあたり、
一番近い水曜の入荷の有無を、分かり次第連絡をもらい、
それをそのお客様へ伝えることに。

結果、なんと珍しく水曜に入荷があった。
それも開けて水揚げしてビックリした。
輸入のライラックにはほとんど香りが残っていない場合が多く、
その花姿のみを楽しむことになるのだけれど、
その日のライラックにはしっかりと、気高い独特の香りがあったのです。
入荷したことも、香りがあったことも、
よほど、このお客様にはライラックとご縁があるのか、と。


バッチリと水揚げしてキラキラになった薄紫のライラックで、
アレンジメントを作り、その日の最終の便で九州まで発送した。
最短で、クオリティも良いものを提供できて、ホッと安心。。。


なぜ、その人は急いでいたか、、、。
あとからお礼のメールをいただいて理由が分かった。

なんでもライラックをリクエストしたのは、
ご注文主の方の、余命数週間と言われたおばあさま。

そのおばあさまは、昔、満州におられたとのこと、
戦争時代に満州で余程怖い思いをされたのか、
当時の事は殆どお話しにならないそうです。
ところが、先日ご容態が急変した時に、
「満州の庭に咲いていたライラックが見たい」と。
それで、一日も早くライラックを、というお電話をいただいたのでした。


そのご注文主の方はメールに、
 
 純粋に楽しかった少女時代を思い出してくれたら、と思います。

と書いておられました。


花の持つ力を、またひとつ知ることになった。

どうか一日も長くライラックを眺めて下さいます様に。


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Category: amicaのゆかいな仲間たち

今年のサクラ 

2006/04/05 Wed.

芦屋でも今朝からの暖かさでサクラが一気に満開に。
一ヶ月前からの「開花予想」報道で、
すっかり咲いた気になっていたけれど、
一番近くの茶屋之町のサクラ並木がほぼ満開になり、
私にとっても本当のサクラの季節がやってきた。


切花として出回るサクラには様々種類がある。
活ける場所、目的や用途、デザインなど、
それに合わせて品種を選び、開花調整のため仕入れ日程を決める。
たとえばウェディングの活けこみならその当日に八~十分咲きになるように・・・。


妖艶な花姿のもの、繊細でかわいいもの、
散りにくいもの、希少種で目をひく花など、
今年は例年以上にサクラに対することが多かった。

おかげで一層サクラには目が肥え、
信頼できる仕入れルートを開拓でき、
来年はもっと表現の幅を広げられると思う。


さて、そんなサクラの日々、
私の大切な友人の一人、
小栗祐子さんが東京でサクラの写真展を開催されることになりました。
ギャラリーRooneeのHP
(会期は4月4日(火)~4月9日(日))

サクラを題材にして表現する、ということに関しては、
この春の小栗さんも私も同じということになりますが、
その表現する世界のまったく違うことにwwwです・・・!

サクラには「日本」「荘厳さ」「華やかさ」「はかなさ」など、
それぞれの方が色々なイメージを持っている特別な花ですが、
小栗さんのその世界ったら、まるで砂糖菓子のよう!!!
ほわほわしているのは作品だけではありません。
私をじゅんじゅんと呼ぶ、
私と同い年ながら人柄そのものが砂糖菓子のような人。。。


サクラの新しいイメージを見つけに、
ぜひ小栗さんの写真展に足をお運びくださいませ。
関西のみんな、いつかコッチでも写真展開いてもらお~う。

ちなみにじゅんじゅんの花も飾ってあります(照)。

DSCN2093.jpg



生けこみのご依頼はこちらまで・・・amica公式サイト


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Category: 花のシゴト

送別の花 

2006/04/01 Sat.

3月末は年度替わりで、退職や異動などが多い。
そのお別れに、お花を送る人からご注文を多数いただいた。

毎度ご注文をいただく「御用達?」のM社様はもちろん、
医療関係、航空関係、学校関係などなど、様々な業界から。

必ずそういう花には言葉が添えられる。
お礼や今後への激励、またはお祝いの言葉も。
それを私たちは代筆するわけで、
その思いが詰まった言葉をしっかりと重みを持って受け止めつつ、
丁寧に書き綴っていく。


そんな中に、海外に住むの女性から、
日本のお母さまへの定年退職お祝いのお花の注文をいただいた。

なんでもお母さま一人で娘三人を育て上げたそうで、
42年間働きづめだったそのお母さまに、
お礼と感謝の気持ちを込めたお花を贈りたいとのこと。

お母さまの好きな花や、普段の雰囲気や好みなど、
娘さんの書かれたその内容にイマジネーションをふくらませ、
その気持ちを花で形にしていく。

長年勤め上げて、娘達から贈られた花を見たとき、
きっとお母さまの様々な苦労は報われるのだろうと思う。
これからはときどき孫の顔を見て一緒に遊んだりできるような、
穏やかで楽しい老後でありますように・・・。

ひとつひとつのご注文に目を配り、
気持ちが込められる花を作るには、
あまり多く受注すると難しくなってくると思う。
商売とのバランスを見極めなければいけない、と思う。



さて、お母さんに感謝の気持ちを贈るのは、
何も母の日でなくてもよいのだけれど、
そうこうしている間に「母の日」がやってきます。

今月からご注文受付を開始致します。
「母の日」のレッスンもお申し込みはお早めに。

早くからきちんと準備をして、
数に追われずに丁寧に花を作りたいから、
あえて書かせていただきました。

写真はそのお母さまへ贈られたアレンジです。

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気持ちを花に託します・・・amica公式サイト

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2006-04